留学体験レポート 小谷 音々さん
私のアメリカ留学での目標は英語力の向上と将来就きたいと考えているグランドスタッフのインターンシップを経験することでした。そのためにホスピタリティーが有名なハイラインカレッジを選びました。ハイラインカレッジには付属の語学学校もあり、最初の3か月は語学学校に通い大学での講義についていけるようにリーディング、スピーキング、リスニングを中心とした90分授業を一日に4回ほど受けてスキルアップに精を出しました。語学学校に通っている間、学校の近くにホームステイをして、ホストファミリーと共に過ごしました。週末には家族と教会に行ったり、子供のサッカーの試合を見に行ったり一般のアメリカ人が送るような日常生活を経験することができたと思います。
語学学校生活も終わり大学生活が始まりました。ハイラインカレッジは他のカレッジとは少し違い、4学期制なので、夏にも授業が開講されています。私は夏と秋学期を履修した後に日本に帰る予定なので、秋学期頃からインターンシップを開始しようと今は夏学期の授業を一生懸命受けているところです。カレッジなのでクラスの規模は小さく、平均すると20人ほどです。アメリカに来て今まで出会うことのなかった様々な人種の人たちと出会い、文化交流を行いました。アースデイに伴う政府主催の清掃活動やジャパンフェアでのボランティア活動なども行いました。秋学期からは学校のチュータリングセンターで日本語チューターとして実際に日本語の授業を履修している生徒の課題を手伝ったり日本語で会話を行ったりすることで彼らの日本語学習を手伝います。色々なボランティアやイベントがあるので積極的に参加して多くの人と出会えるように心がけています。
現在約5か月が経ちましたが、自分が思い描いていたように英語は伸びておらず少し焦りを感じるほどです。大学内には日本人も多く見えますが日本人とは必要最低限に付き合い、ほとんどのコミュニケーションは英語で行っています。それでも特にリスニングに伸び悩んでいるので、残り5か月間はリスニングを中心に実力を伸ばすつもりです。今までは勉強に専念してきたのですが、勉強だけでなく、これからも貴重な時間を使って一生懸命に遊び、多くの人とのつながりを作って日本に帰りたいです。