教育研究上の目的と3つのポリシー
文化構想学科
養成する人材像
ディプロマ・ポリシー
本学科では、次の素養を身に付けるため、学部が定めるカリキュラム(教育課程)により学修し、そこで定めた卒業要件を満たした者に卒業の認定及び「学士(文化構想学)」の学位を授与する。
- DP1.
古今東西の文化に関する知識を持ち、その多様性を考察できる。
世界の文化事象に幅広い関心を持ち、その特性を考える思考力を有する。 - DP2.
調査・研究の基礎を習得し、文化構想学に関する諸問題を探究できる。
学際的な視点から多様な文化事象を捉えるための文献資料を読み解く解釈力を有する。 - DP3.
情報学的手法を活用して、文化の価値を新たに見出すことができる。
デジタル化の時代に求められる情報収集・分析・発信する力と文化の価値を新たに見出す創造力を有する。 - DP4.
英語運用能力を習得し、グローバルな文化交流や情報収集ができる。
コミュニケーションのための異文化理解力及びその前提となる寛容性を有する。 - DP5.
人間らしい文化的な社会を構想し、その実現を目指して協働できる。
人文学の社会的役割を理解して行動する主体性と倫理性を有する。
カリキュラム・ポリシー
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる5つの学修目標を達成するために、「共通教育科目」と「専門教育科目」によるカリキュラムを編成する。また、学習成果実感調査、シラバスチェック、学生の単位修得状況等のデータをもとに、カリキュラムの適正化を図っていく。
「専門教育科目」については、幅広い専門知識を体系的・順次的に修得できるよう「基幹科目」「発展科目」「演習科目」「関連科目」の区分を設ける。また「発展科目」を、文学、芸術の科目を中心とする「文化表現」ドメイン、歴史、思想の科目を中心とする「文化理解」ドメイン、DH関連の科目や英語を中心とする「文化情報・交流」ドメインの3つに分類し、カリキュラムを体系化している。
教育内容、教育方法、学修成果の評価については、以下のように定めている。
①教育内容
・共通教育科目
共通教育科目では、本学全体として定めるカリキュラム・ポリシーに沿って構成する「人間科学教育科目」「言語教育科目」「体育教育科目」「キャリア形成支援教育科目」の体系により、幅広い教養を獲得するための科目を置く。
・専門教育科目
1年次には「入門セミナー」によって、大学での学びに適応するためのアカデミック・スキルを育成する。また、グローバルな文化交流と情報収集のため、英語科目を必修とする。「基幹科目」に位置づけられた「文化構想学概論」及び「デジタルヒューマニティーズ概論」を必修科目とする。本学科では、学部の学びのフィールドが京都にあるという特質から「京都文化学概論」、文化研究のイノベーションが観光に見出されることから「文化観光学概論」も必修科目とする。
2年次には「発展科目」を「文化表現」「文化理解」「文化情報・交流」の3つのドメインに分類し、文化構想学を体系的に学ばせる。「基礎演習」により歴史、思想、文学、芸術の基礎的な研究手法を獲得させる。また「文化構想フィールド演習」により、フィールドでの実践的な学びを用意する。
3年次には「演習Ⅰ」において本格的な研究が始まり、そのために必要となる人文学の専門的な知識や研究手法について指導する。
4年次には「演習Ⅱ」において実践的なプレゼンテーション及びコミュニケーション能力を向上させ、卒業研究を完成させる。
また、選択必修科目として、「デジタルヒューマニティーズ基礎演習」「デジタルヒューマニティーズ演習Ⅰ」「デジタルヒューマニティーズ演習Ⅱ」を開講し、情報学的手法や情報リテラシーについて指導する。
このほか、英語特別コース「KEEN:KSU English Engagement Network」を設置し、英語運用能力を高めることを目指す。1年次には、リサーチスキルや英語レポート作成能力を養う必修科目「EAP for KEEN」を、また2年次からは「Exploring Cultural Perspectives」など、英語で行われる文化構想学の科目を置き、在学留学や英語で行う演習科目を履修させる。
②教育方法
各年次に演習科目を置き、少人数で段階的な教育を行う。人文学の方法論を基礎に、先端の情報学的手法にも目を配りつつ、専門的な知識と研究手法を獲得し、各自の興味関心をもとに研究テーマを決め、調査・分析を行い、卒業研究をまとめさせる。輪読、ディスカッション、プレゼンテーション、フィールドワーク、個別指導など対話型の教育方法を取り入れ、学生一人一人の成長を促していく。
③学修成果の評価
各科目の学修成果の評価は、各科目のシラバスに定める成績評価方法により行う。 特徴的なものとしては、次のような評価があげられる。
「演習科目」「実習科目」(文化構想フィールド演習、博物館実習など)「教職科目」(中学・高校英語)では、ポートフォリオなどを用いて、学生一人一人と対話を重ね、目標達成に向け段階的評価(形成的評価)を行う。
留学に関しては、留学アドバイザーの教員を中心に、留学中はもちろん、留学前後も含め、学生一人一人と継続的に対話を重ね、目標達成に向け段階的評価(形成的評価)を行う。
アドミッション・ポリシー
本学科が養成する人材像に照らして、「世界の多様性を理解し、様々な背景や立場の人々と文化に関わる諸課題を共有し、文化的な社会の発展に貢献する姿勢を持つ人材」を受け入れる。本学科では、以下の6つの資質・能力・志向性を備える人材を求める。
AP1. 知識・技能
- 古今東西の文化を理解するための基礎的知識・技能
AP2. 思考力・判断力・表現力
- 文化の多様性について考える思考力
- 文化に関する課題を取り上げる判断力
- 文化の価値を伝える表現力
AP3. 主体的な態度
- 現代社会における文化の価値を探究するための主体性
- 異文化を理解するための寛容性
京都文化学科
養成する人材像
ディプロマ・ポリシー
本学科では、次の素養を身に付けるため、学部が定めるカリキュラム(教育課程)により学修し、そこで定めた卒業要件を満たした者に卒業の認定及び「学士(京都文化学)」の学位を授与する。
- DP1.
京都文化・日本文化に関する知識を持ち、その多様性を考察できる。
京都文化・日本文化に幅広い関心を持ち、その特性を考える思考力を有する。 - DP2.
調査・研究の基礎を習得し、京都文化学に関する諸問題を探究できる。
文献資料や文化遺産を考察し、京都文化学を追究する能力を有する。 - DP3.
情報学的手法を調査研究や地域交流の現場で活用できる。
デジタル化時代に求められる情報収集・分析・発信力を有する。 - DP4.
英語運用能力を習得し、グローバルな文化交流や情報収集ができる。
京都文化・日本文化の魅力を国内外に発信し、交流できるコミュニケーション能力を有する。 - DP5.
地域文化の発展を構想し、その実現を目指して協働できる。
京都文化学の社会的役割を理解して行動する主体性と倫理性を有する。
カリキュラム・ポリシー
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる5つの学修目標を達成するために、「共通教育科目」と「専門教育科目」による教育課程(カリキュラム)を編成する。また、学習成果実感調査、シラバスチェック、学生の単位修得状況等のデータをもとに、カリキュラムの適正化を図っていく。
学部の「専門教育科目」については、幅広い専門知識を体系的、順次的に修得できるよう「基幹科目」「発展科目」「演習科目」「関連科目」の区分を設ける。また「発展科目」を、日本史・日本文学・宗教などに関わる科目を中心とする「歴史文化」ドメイン、芸術・民俗・考古・芸能などの科目を中心とする「文化遺産」ドメイン、DH関連の科目や英語を中心とする「文化情報・交流」ドメインに分類し、カリキュラムを体系化している。
教育内容、教育方法、学修成果の評価については、以下のように定めている。
①教育内容
・共通教育科目
共通教育科目では、本学全体として定めるカリキュラム・ポリシーに沿って構成する「人間科学教育科目」「言語教育科目」「体育教育科目」「キャリア形成支援教育科目」の体系により、幅広い教養を獲得するための科目を置く。
・専門教育科目
1年次には「京都文化フィールド演習」によって、地域社会・地域文化の現場での実習・実践を通じて、フィールドワークの技能を育成する。また、「京都文化入門セミナー」で京都文化の調査・研究に必要なアカデミック・スキルを育成する。また、国際文化観光都市京都において、幅広い視点から実践的に京都文化学を追究するために、「京都文化学概論」と共に、「文化構想学概論」・「文化観光学概論」・「デジタルヒューマニティーズ概論」を必修科目とする。
2年次には「発展科目」を「歴史文化」「文化遺産」「文化情報・交流」の3つのドメインに分類し、京都文化学を体系的に学ばせる。「基礎演習」により基礎的な研究手法を獲得させる。
3年次には「演習Ⅰ」において本格的な研究が始まり、そのために必要となる京都文化学の専門的な知識や研究手法について指導する。
4年次には「演習Ⅱ」において実践的なプレゼンテーション及びコミュニケーション能力を向上させ、卒業研究を完成させる。
また、選択必修の演習科目として、「日本史資料演習」「日本古典文学資料演習」「文化遺産調査実習」などと共に、「デジタルヒューマニティーズ演習」など情報学に関わる科目、「京都文化学特殊演習」「文化学インターンシップ」などを履修させ、京都文化・日本文化の調査・研究に必要なアカデミック・スキル、学問的成果を社会の現場で応用・実践し得る能力を修得させる。
このほか、英語特別コース「KEEN:KSU English Engagement Network」を設置し、英語運用能力を高めることを目指す。1年次には、リサーチスキルや英語レポート作成能力を養う必修科目「EAP for KEEN」を、また2年次からは「Exploring Cultural Perspectives」など、英語で行われる文化構想学の科目を置き、在学留学や英語で行う演習科目を履修させる。
②教育方法
各年次に演習科目を置き、少人数で段階的な教育を行う。人文学の方法論を基礎に、先端の情報学的手法にも目を配りつつ、専門的な知識と研究手法を獲得し、各自の興味関心をもとに研究テーマを決め、調査・分析を行い、卒業研究をまとめさせる。輪読、ディスカッション、プレゼンテーション、フィールドワーク、個別指導など対話型の教育方法を取り入れ、学生一人一人の成長を促していく。
③学修成果の評価
各科目の学修成果の評価は、各科目のシラバスに定める成績評価方法により行う。 特徴的なものとしては、次のような評価があげられる。
- 「演習科目」「実習科目」(博物館実習など)「教職科目」(中学社会・高校地歴)では、ポートフォリオなどを用いて、学生一人一人と対話を重ね、目標達成に向け段階的評価(形成的評価)を行う。
- 留学に関しては、留学アドバイザーの教員を中心に、留学中はもちろん、留学前後も含め、学生一人一人と継続的に対話を重ね、目標達成に向け段階的評価(形成的評価)を行う。
アドミッション・ポリシー
本学科が養成する人材像に照らして、「世界の多様性を理解し、様々な背景や立場の人々と文化に関わる諸課題を共有し、文化的な社会の発展に貢献する姿勢を持つ人材」を受け入れる。本学科では、以下の資質・能力・志向性を備える人材を求める。
AP!. 知識・技能
- 京都文化・日本文化を理解するための基礎的知識・技能
AP2. 思考力・判断力・表現力
- 文化や社会の多様性について考える思考力
- 文化や地域に関する課題を見定める判断力
- 京都文化・日本文化の価値を伝える表現力
AP3. 主体性・寛容性
- 地域社会の発展のために行動する主体性
- 多様な文化を理解するための寛容性
文化観光学科
養成する人材像
ディプロマ・ポリシー
本学科では、次の素養を身に付けるため、学部が定めるカリキュラム(教育課程)により学修し、そこで定めた卒業要件を満たした者に卒業の認定及び「学士(文化観光学)」の学位を授与する。
- DP1.
文化観光に関する知識を持ち、その多様性を考察できる。
文化事象としての観光に幅広い関心を持ち、その特性を考える思考力を有する。 - DP2.
調査・研究の基礎を習得し、文化観光学に関する諸問題を探究できる。
学際的な視点から文化観光学を追究し、地域社会の発展に貢献する力を有する。 - DP3.
情報学的手法を調査・研究や観光の現場で活用できる。
デジタル化時代に求められる情報収集・分析・発信する力を有する。 - DP4.
英語運用能力を習得し、国際観光の現場で活用できる。
観光業界で活用できる実践的なコミュニケーション能力を有する。 - DP5.
観光立国日本の発展を構想し、その実現を目指して協働できる。
文化観光学の社会的役割を理解して行動する主体性と倫理性を有する。
カリキュラム・ポリシー
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げる5つの学修目標を達成するために、「共通教育科目」と「専門教育科目」によるカリキュラムを編成する。
①教育内容・方法
・共通教育科目
共通教育科目では、本学全体として定めるカリキュラム・ポリシーに沿って構成する「人間科学教育科目」「言語教育科目」「体育教育科目」「キャリア形成支援教育科目」の体系により、幅広い教養を獲得するための科目を置く。
・専門教育科目
各年次に演習科目を置き、少人数で段階的な教育を行う。文化観光に対する多様なアプローチや方法論を基礎に、先端の情報学的手法にも目を配りつつ、専門的な知識と研究手法を獲得し、各自の興味関心をもとに研究テーマを決め、調査・分析を行い、卒業研究をまとめさせる。輪読、ディスカッション、プレゼンテーション、フィールドワーク、個別指導など対話型の教育方法を取り入れ、学生一人一人の成長を促していく。
1年次には「文化観光フィールド演習」「観光調査演習」によって、フィールドワークや調査技能を育成する。また、国際文化観光都市・京都において、幅広い視点から実践的に文化観光学を追究するために、「文化観光学概論」とともに、「デジタルヒューマニティーズ概論」「文化構想学概論」「京都文化学概論」を必修科目とする。
2年次には「発展科目」を「観光文化」「地域づくり」「観光産業」ドメインに分類し、文化観光学を体系的に学ばせる。「基礎演習」により基礎的な研究手法を獲得させる。
3年次には「演習ⅠA」「演習ⅠB」において本格的な研究が始まり、そのために必要となる文化観光学の専門的な知識や研究手法について指導する。
4年次には「演習ⅡA」「演習ⅡB」において実践的なプレゼンテーション及びコミュニケーション能力を向上させ、卒業研究を完成させる。
また選択必修の科目として、「比較観光入門」「京都文化入門」「地域景観デザイン入門」「観光マネジメント入門」などとともに、「デジタルヒューマニティーズ演習」など情報学に関わる科目、課題解決型の授業である「文化学PBL」「文化学インターンシップ」といった社会実践教育を年次進行で段階的に行い、学問的効果を社会の現場で応用・実践し得る能力を修得させる。
このほか、英語特別コース「KSU English Engagement Network」(以下、「KEEN」という。)を設置し、英語運用能力を高めることを目指す。1年次には、リサーチスキルや英語レポート作成能力を養う必修科目「EAP for KEEN」を、また2年次からは「Exploring Tourism」など、英語で行われる文化観光学の科目を置き、在学留学や英語で行う演習科目を履修させる。
②学修成果の評価
各科目の学修成果の評価は、各科目のシラバスに定める成績評価方法により行う。特徴的なものとしては、次のような評価があげられる。
「演習科目」「実習科目」(博物館実習など)では、ポートフォリオなどを用いて、学生一人一人と対話を重ね、目標達成に向け段階的評価(形成的評価)を行う。
留学に関しては、留学アドバイザーの教員を中心に、留学中はもちろん、留学前後も含め、学生一人一人と継続的に対話を重ね、目標達成に向け段階的評価(形成的評価)を行う。