総合文化コースでの学び

古今東西の英知に学び、時代の変化に対応できる論理的思考力と教養を育みます。
1年次
  • 文化学概論、比較文化概論など
  • 演習科目:入門セミナー、講読セミナーなど
2年次
  • コース発展科目(歴史文化論、思想文化論など)
  • 基礎演習
3年次
  • 特論科目(歴史文化特論、文学・芸術文化特論)
  • 演習I
4年次
  • 演習Ⅱ(卒業研究)

2年次以降の発展科目(総合文化コース)

  • 文化人類学
  • 仏教文化
  • キリスト教文化
  • 英語文学の基礎
  • 歴史文化論
  • 思想文化論
  • 文学・芸術文化論
  • 英語文学論
  • 英語学概論

発展科目の内容紹介(総合文化コース)

文学・芸術文化論B(中先生)

この授業は、文化学部総合文化コースの文学分野の入門クラスとして、現代(昭和の終わりから平成時代)の日本文学を取り上げる。私たちの同時代に書かれた身近な作品を実際に読み込むことに重点をおき、受講生の発表を取り入れることで作品のいろいろな読みを体験しながら、最終的には自分自身の作品解釈を文章で表現することで、文学研究の基礎力(作品の読み方、レポートの書き方)をつけることを目的とする。この一連の作業をとおして、文学とは何か、その存在意義について、文学全般に関する理解へと興味を広げていってほしい。「文学とはわたしたちが生きている世界を表現する道具である」(池澤夏樹)というように、文学をとおして今私たちを取り巻く世界/文化について考え、さらにはこの世界に生きている「私」について理解を深めたい。

思想文化論B(藤高先生)

本講義では、ジェンダーやセクシュアリティといった性にまつわる理論を紹介・解説します。私たちは、「男は男らしく」「女は女らしく」、「異性愛が自然で当たり前だ」といった見方が「常識」という形をとった偏見・差別・規範がまだまだ根強い社会を生きています。本講義では、そのようなジェンダー規範や異性愛規範を批判的に考える理論を紹介し、受講者各自がこの社会の規範を批判的に読み解く力を養うことを目標とします。具体的には、アメリカ合衆国を中心とした「フェミニズム/クィア理論」について概説していきます。

歴史文化論B(若松先生、梶原先生、中田先生)

この授業は、文化学部の「歴史の資料」に関する「入門」科目です。歴史を深く学びたい人の受講を歓迎します。
歴史学の基本は様々な「資料」です。講義では。日本史(若松)・西洋史(梶原)・東洋史(中田)のそれぞれにおける各種「資料」の紹介とその特色・扱い方や活用。「資料」の分析・調査をふまえた歴史像の提示などを通して。歴史研究のおもしろさ・難しさ・奥の深さを提示します。
この科目を通して。歴史を学ぶ際に基本となる「資料」に関する知識と資料に取り組む姿勢・スキルの基本を身に付けてください。

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