ソーシャル・マネジメント学科

ソーシャル・マネジメント学科
利潤の最大化に加えて、環境への配慮や企業の社会的責任、少子高齢化、地域格差、介護・福祉、国際協力など、さまざまな社会的課題について、幅広い視点から企業経営を捉えられる力を身につけ、将来的にマネジメントに活かせる人材育成を目指します。

学科のポイント

学びを通して、社会の「今」がわかる

私たちの生活に密着した多くの社会問題に注目しながら、具体的な学びを展開する新しい学問領域です。企業と行政、NPOとの協働による成功事例や、利益を上げながら社会的課題を解決するしくみづくりなどを考えることで、問題に取り組む姿勢や思考力を身に付けます。

第一線で活躍する先輩たちによる講義

授業の中で、起業家やNPO活動家などによる講義も行います。講師の多くは、本学の卒業生。地域活性化や障がい者雇用、農業ビジネスなど、社会問題に対してさまざまなアプローチを行っている先輩たちの姿に刺激を受けることができます。将来に役立つ具体的な話が聞ける環境を提供しています。

主な専門教育科目

CSR(企業の社会的責任)
環境に配慮した経営、生産者の生活を考慮した原料調達、障がい者雇用の促進などが現代企業に求められています。利益を上げることと、社会的責任を果たすことの2つの視点から企業のあり方を学びます。
ソーシャル・マネジメント入門
自然破壊、貧困、介護など、現代社会が抱えるさまざまな課題を解決するために、経営手法やビジネスを活用する動きが広まっています。この新しい「ソーシャル・マネジメント」の世界を映像を用いて学びます。
企業と社会
近江商人が古くから大切にしてきた「三方よし」という言葉があります。企業は自分の利益だけでなく、社会全体の幸せも考えようという教えです。このような視点から、今の時代に問われている企業と社会との関係を追究します。
公共経営概論
公共経営概論は主に政府や行政、加えてNPOや自治会などの経営を学びます。近年の社会的課題の解決をめざし、私たちの生活に欠かせない公共サービス全般のマネジメントをテーマとして考えます。

進路のイメージ

製薬業等の健康関連産業や環境関連産業、福祉関連産業の企業、その他広く一般の企業、行政や公共機関、NPOやNGO、社会企業家等

取得を目指す資格

市場調査・アンケートや調査結果の分析の専門家である社会調査士、介護福祉士や社会福祉士など
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