2008年

知的財産セミナー(教員向け)を開催

 2008年12月24日(水)13:00より本学神山ホール第1セミナー室にて、知的財産セミナー(教員向け)を開催しました。弁理士 眞下 晋一氏(三枝国際特許事務所)をお招きし、「教員と学生が共同で開発した発明の権利関係に関する諸問題」をテーマに講演していただきました。

 参加者から活発な質問や意見交換が行なわれ、「学生と共同で研究を行う時は注意しなければならない」という意見が寄せられるなど、有意義なセミナーとなりました。

コンピュータ理工学部・高橋助教が戦略的創造研究推進事業「さきがけ」に採択

 独立行政法人 科学技術振興機構(JST)からの公募事業である戦略的創造研究推進事業「さきがけ」に、本学コンピュータ理工学部・高橋助教が「意図した方向を解読し移動車を操作するBMIの開発」のテーマで採択されました。
 「さきがけ」は、国が定めた科学技術政策や社会的ニーズに沿った研究テーマについて個人で研究を進め、革新的な新技術を創出することを目的としています。なお、今回のテーマは平成20年度から3年間の計画として行われます。

知的財産セミナー(学生向け)

 2008年12月3日(水)13:15より本学5321演習室にて、知的財産セミナー(学生向け)を開催しました。
 弁理士 上羽 秀敏先生(インテリクス国際特許事務所)をお招きし、以下のテーマについて講演していただきました。
◆理工系の学生の研究成果(創った機器)と知財の関連性
◆コンピュータ理工学部生のプログラムの取り扱い
 最近のニュースで取り上げられていた事例を元に、特許になるまでの手続きやコンピュータ
 プログラムにおける特徴について詳しく説明していただき、聴講者も興味深そうに聞いていました。

コンピュータ理工学部 岡田英彦准教授がNECとユーザビリティの評価手法を開発。

 NECが開発を進めていた管理ソフトウェアなどのシステムの使い易さ(ユーザビリティ)を客観的かつ定量的に評価できる評価方法について、本学コンピュータ理工学部の岡田准教授が有効性評価および改良のための検証実験を担当し、共同で開発しました。
 岡田准教授が行なった検証実験で、ユーザビリティの初心者が用いた場合でも概ね7割以上が熟練者による評価結果と一致し、さらに複数名(3名以上)で使用、協議することにより9割が一致するという結果が得られました。

 この成果については、2008年11月7日(金)に立命館大学(滋賀県草津市)で開かれた「ヒューマンインターフェース学会研究会」で発表されています。
 この他日刊工業新聞でも2008年11月6日(木)に記事掲載されています。
 日経ソフトウェア2009年1号128ページにも記事掲載されました。
 また、今回開発されたユーザビリティ定量化チェックリストが、人間工学グッドプラクティス事例として紹介されています。

参考

ニューアース2008

 2008年11月26日(水)から11月28日(金)まで「ニューアース2008」が、インテックス大阪(開催地:大阪市住之江区)にて開催されました。
 本学からは、理学部物理科学科大森 隆教授が「水素エネルギー」を、全学共通教育センター馬場 賢治准教授が「大学生の地球温暖化の意識と啓蒙活動」をテーマにパネル出展しました。
 世界中が低炭素社会を目指そうという動き中、来場者の環境に対する関心も強く、本学ブースにも多くの方が来場されました。

知財ビジネスマッチングフェア2008

 2008年11月26日(水)・27日(木)の2日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)にて「知財ビジネスマッチングフェア2008」が開催されました。
 本学からは、コンピュータ理工学部・河合由起子講師が「魅力ある3DWebコンテンツ作成・発信技術」をテーマにパネル出展しました。
 知的財産に直接携わっている方が多数来場されていたこともあり、本学の出展に対する質問や感想・改良の提案を頂くことができ、得るものが大きい出展となりました。

「第12回異業種京都まつり」が開催されました。

 2008年10月29日(水)、京都全日空ホテル(京都市中京区)にて、
 「第12回異業種京都まつり」が開催されました。
 本学からは、寺地徹教授の「高等植物のオルガネラゲノム工学」について、また本学リエゾンオフィスの概要についてパネル展示を行いました。
 京都地域の企業に対し本学における産学連携の可能性を知って頂くことができ、有意義なイベントとなりました。

「中信ビジネスフェア2008 第20回大商談会」が開催されました。

 2008年10月16日(木)、17日(金)の2日間、京都府総合見本市会館
 (パルスプラザ、京都市伏見区)にて、「中信ビジネスフェア2008 第20回大商談会」が開催されました。
 本学からはリエゾンオフィスの業務紹介ならびにサギタリウスからのメッセージなどの発行物の紹介を行いました。
 企業の方のみならず一般参加者からも本学に対してお話を頂くなど、多くの来場者が本学ブースにお越し頂きました。

「アグリビジネス創出フェア2008」が開催されました。

 2008年10月29日(水)、10月30日(木)の2日間「アグリビジネス創出フェア2008」が、東京国際フォーラム展示ホール(開催地:有楽町)にて開催されました。
 本学からは、工学部生物工学科竹内実教授が、「アガリクス茸熱水抽出物の免疫作用と腫瘍予防効果」及び「ジャングルハニーによる免疫細胞の活性化と抗腫瘍作用」といった2つのテーマでパネル出展しました。
 本学ブースには、たくさんの企業・団体の方がお越しになり、先生の研究内容を通じて、本学にも関心を持っていただくなど、大変有意義なイベントになりました。

「京都産学公連携フォーラム2008」が開催されました。

 2008年11月5日(水)に「京都産学公連携フォーラム2008」が京都工業会館(開催地:京都市右京区西京極豆田町2)にて開催されました。
 本学からは、工学部生物工学科 寺地徹教授の「葉緑体の遺伝子組換え植物がもたらす新たな可能性」並びにコンピュータ理工学部コンピュータサイエンス学科 玉田 春昭助教の「ソフトウェアバースマークによるソフトウェアの盗用発見」のテーマについて、講演発表とパネル出展をしました。
 講演の後、参加者から質問を受けるなど有意義な意見交換が繰り広げられました。

サギタリウスからのメッセージvol.18を発行しました

 本学教員の研究内容を紹介する冊子「「サギタリウスからのメッセージvol.18」が完成しました。
 前回に引き続き、3名の先生の研究内容を掲載しています。
 一般の方や学生の方にも分かりやすい冊子となっておりますので、ご興味のある方はリエゾンオフィスまでお気軽にお問い合わせください。

本学工学部・山岸教授が2008年度「イノベーション創出基礎的研究推進事業」に採択

 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構が実施する「イノベーション創出基礎的研究推進事業」に、本学工学部・山岸博教授の研究テーマ「オルガネラゲノム工学による細胞質雄性不稔の開発」が採択を受けました。

イノベーションジャパン2008へ出展

9月16日(火)・17日(水)・18日(木)の3日間、東京国際フォーラムにてイノベーションジャパン2008が開催されました。
本学からは工学部の中田博教授/秋田薫講師が「新たな抗炎症剤の開発」をテーマに、佐藤賢一教授が「3次元培養法に基づくがん細胞の遺伝子機能評価系の開発」をテーマに出展されました。
このイベントは来場者が3日間で44,517名に上り、大盛況に終わりました。

来場者に研究内容を説明する
中田教授

サギタリウスからのメッセージvol.17を発行しました

 本学では、先生の研究内容を分かりやすく紹介する「サギタリウスからのメッセージ」を毎年3〜4回発行しております。今年度よりリーフレット版から小冊子形式に変更になりました「サギタリウスからのメッセージvol.17」が完成しました。
 ご興味のある方はリエゾンオフィスまでお気軽にお問い合わせください。

第7回産学官連携推進会議へ出展

 6月14日(土)・15日(日)の二日間、国立京都国際会館にて第7回産学官連携推進会議が開催され、本学からもコンピュータ理工学部の秋山講師・荻野講師・高橋助教・玉田助教の4名が出展を行いました。本学のブースにも多くの来場者が訪れ、各先生からの研究内容の説明に熱心に耳を傾けていました。

来場者に研究内容を説明する
高橋助教

2008年度版リエゾンオフィスガイドおよび研究・技術シーズ集を発行

 本学では、リエゾンオフィスの活動内容を紹介する「リエゾンオフィスガイド」および本学教員の研究シーズを紹介する「研究・技術シーズ集」を毎年発行しております。
 この度、2008年度版の「リエゾンオフィスガイド」および「研究・技術シーズ集」が完成しました。ご興味のある方はリエゾンオフィスまでお気軽にお問い合わせください。

リエゾンオフィスガイド/
研究・技術シーズ集

平成20年度 都市エリア産学官連携促進事業に本学コンピュータ理工学部坪井教授が参画

 4月4日、文科省の都市エリア産学官連携促進事業の青森県『次世代フラットパネルディスプレイ関連技術を応用した高機能・高効率光学素子の開発』の共同開発機関として、本学が選ばれました。
 都市エリア産学官連携促進事業とは地域の個性発揮を重視し、大学等の「知恵」を活用して新技術シーズを生み出し、新規事業の創出、研究開発型の地域産業の育成等を目指して産学官共同研究を実施するもので、本学コンピュータ理工学部坪井泰住教授の研究が高く評価され、技術提供などを行います。
 弘前大学、東北大学などと協力して有機EL素子やLEDバックライト及び液晶波長可変フィルタのこれまでにない高機能・高効率な光学素子を開発することにより、本エリアを中心とした青森県内FPD関連産業を振興し、クリスタルバレイ構想の推進に支援協力するものです。

新しい技術の息吹<JSTイノベーションプラザ京都 シーズ発表会>

 2008年2月21日(木)に「新しい技術の息吹 <JSTイノベーションプラザ京都 シーズ発表会>」〔主催:JSTイノベーションプラザ京都、併催イベント「京都ビジネス交流フェア2008(主催:財団法人京都産業21、京都市)」〕が、京都府総合見本市会館(パルスプラザ)〔開催地:京都〕にて開催されました。本発表会では、本学から工学部情報通信工学科坪井泰住教授が、「有機EL材料の評価法」をテーマに発表いたしました。坪井教授の発表に、多数の聴講者が集まり、また高い関心が寄せられ、有意義な発表となりました。

シーズ発表を行なう坪井教授

京都発 医・工・薬 産学公連携フォーラム

 2008年2月1日(金)に「京都発 医・工・薬 産学公連携フォーラム 医工薬連携〜脳科学への招待〜」が、メルパルクKYOTO「京極の間・貴船の間」(開催地:京都)にて開催されました。第1部のシーズ発表では、本学から工学部生物工学科黒坂光教授が「神経発生における脳特異的ポリペプチド N-アセチルガラクトサミン転移酵素の機能解析」をテーマに発表を行い、第1部に並行して行なわれたポスター発表では同じく工学部生物工学科黒坂光教授が「ゼブラフィッシュにおける脳特異的GalNAc転移酵素の発現,及び機能解析」を、また工学部情報通信工学科伊藤浩之教授が「高密度多電極アレイによる多細胞同時記録」をテーマにパネル出展しました。
 第2部の交流会においては、坂井東洋男学長が挨拶を述べられる場面もあり、産業界・大学界の方々との交流が行なわれました。

シーズ発表を行なう
黒坂教授

交流会にて挨拶を行なう
坂井学長

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