情報理工学部

情報理工学部Faculty of information Science and Engineering

  • 情報理工学科

学部の特長

学部の特長

Point01 組み合わせ自由な10コースによる複合的な学び

変化のスピードが非常に速いITの世界で、最新技術に対応するため入学時に専門分野が固定されてしまう「学科」に基づいたカリキュラムではなく、変化に対して柔軟に対応した実践的なスキルを身に付けられる「コース制」を採用しています。入学後に10コースから1つのコースを選んで専門分野を深めたり、複数のコースを選んで知識と技術の幅を広げたりするなど、各自の興味・関心に合わせたコース選択が可能です。

Point02きめ細かな指導を可能にする徹底した少人数教育

情報理工学部では、教員1人に対する1学年あたりの学生数は約5人です。私立大学の中でもトップクラスの少人数教育を実現しており、学生に対して一人一人の興味や関心、研究内容、取り組みたい課題などを考慮しながら、きめ細かな指導を行えるのが特長です。手厚い指導体制は、専門分野の研究に主体的に取り組む姿勢を育み、未知の領域にも果敢に挑戦できるスキルを養うことにもつながります。

学生同士の学び合いの場も

学生が授業で感じた疑問に対して、先輩サポーターが個別指導で答えてくれるのが「寺子屋」です。週に1~2回の開催で、履修登録や学修の進め方から、講義内容や演習に関するアドバイス、課題レポートの書き方まで、修学について幅広くサポートします。

進路・就職

主な就職・進学先一覧

主な就職・進学先一覧
  • SCSK Minoriソリューションズ株式会社
  • NECソリューションイノベータ株式会社
  • オムロンソーシアルソリューションズ株式会社
  • キヤノンITソリューションズ株式会社
  • 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
  • 京都中央信用金庫
  • 株式会社サイバーエージェント
  • 東海旅客鉄道株式会社(JR東海)
  • 西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)
  • 株式会社ジャステック
  • 株式会社システムサポート
  • 株式会社ZOZO
  • タイガー魔法瓶株式会社
  • Daigasガスアンドパワーソリューション株式会社
  • 大同化学株式会社
  • TDCソフト株式会社
  • 株式会社DTS
  • 株式会社デンソーテン
  • TOWA株式会社
  • ニチコン株式会社
  • 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社
  • ベース株式会社
  • 株式会社マイナビ
  • 三菱電機ソフトウエア株式会社
  • 株式会社メイテック
  • ヤマダホールディングス株式会社
  • 大阪市役所
  • 国家公務員一般職(国土交通省)

大学院進学率

17.5%

早期卒業制度

情報理工学部での学びを3.5年、大学院先端情報学研究科博士前期課程を1.5年、計5年間で修了をめざす早期卒業制度があります。

進学先一例

  • 関西大学大学院
  • 京都産業大学大学院
  • 情報科学芸術大学院大学大学院
  • 電気通信大学大学院
  • 東京大学大学院
  • 東京都立大学大学院
  • 名古屋大学大学院
  • 奈良先端科学技術大学院大学
  • 北陸先端科学技術大学院大学
  • 和歌山大学大学院

4年間の学び

1年次は基礎を徹底、2年次からは専門を深める

1年次コンピュータの基礎を学び、秋学期からコースを選択

基礎カリキュラム

基礎カリキュラム

情報・通信技術の根幹となる数学や、コンピュータに関する知識を修得。10コース全ての基礎となる土台をつくります。

組み合わせ自由な10コース

組み合わせ自由な10コース

1年次秋学期からは、各自のやりたいことや将来像に合わせてコースを選び、それぞれに設定されているコース要件科目を履修します。

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2年次専門領域への
基礎力を身に付ける

実験科目もスタートし、情報理工学の専門領域における基礎知識・技術・スキルの修得を目指します。実験のレポートでは実践的なライティング指導を行います。

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3年次専門領域をより実践的に深く掘り下げていく

研究室に配属

研究室に配属

3年次秋学期からは自らが設定したテーマについて、担当教員の指導を受けながら特別研究に取り組みます。

研究室テーマ
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4年次「特別研究」で研究を深め、卒業論文をまとめる
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実験と研究を積み重ね、試行錯誤を繰り返しながら、その成果を卒業論文にまとめます。研究発表を行い、4年間の集大成とします。

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Pick up 研究室

ネットワークにつながる組込みシステムのセキュリティの研究

井上 博之 研究室

ネットワークにつながる組込みシステムのセキュリティの研究

組込みシステムやネットワークの安全性を高め、社会に貢献

家電製品には「映像を処理し再生する」「指示に従って温度を調整する」など特定の機能を実現するためのコンピュータシステムが搭載されています。それらは「組込みシステム」と呼ばれ、独自のハードウェアやOSを有しています。

「音」を自在に操って豊かな生活環境をつくり出す。

川村 新 研究室

「音」を自在に操って豊かな生活環境をつくり出す。

聴覚を支援・拡張する 次世代ハードウェアデバイス

音を加工して、人の役に立つものにする研究を行っています。例えば、雑音だらけの音声データから必要な音だけを取り出したり、複数人が同時に話している音声を1人ずつ切り分けるような芸当も、現代の情報科学では可能です。

人間と人工物との持続的なインタラクション

棟方 渚 研究室

人間と人工物との持続的なインタラクション

私の研究テーマは、「人間と人工物との持続的なインタラクション」。人工物は、ゲームやロボットなどいろいろです。例えば家庭内ロボットならば、どんな振る舞いをしたらずっと一緒にいても楽しいか。人間同士であれば無意識に"空気を読む"ということをしますが、ロボットは空気を読めません。「今盛り上がっているみたいだから黙っていた方がいい」「さみしそうだから近寄って話しかけよう」など、そういう判断をロボットが行い、自律的に行動できるようにするには、何らかの方法で人間の状態を測らなくてはなりません。

施設・設備

情報理工学部では、最新機器を設置したさまざまな施設を用意しています。実生活も可能な「ΞHome(くすぃーほーむ)」は、新しいインタフェースが日常生活でどう役に立つのかを検証できる実験住宅。3Dプリンタやレーザーカッターなどの最新機器を整えた「ファブスペース」、プロダクトの発表や撮影が可能な「メディアスタジオ」など、充実の施設の数々が、研究の先にある可能性を広げています。

ファブスペース

最新のデジタル工作機器を使ってものづくりに取り組める、実践的な学びの場です。授業や研究活動はもちろん、イベント用のノベルティグッズや課外活動用のアイテム製作など、さまざまな目的で利用可能。3Dプリンタやレーザーカッターでオリジナルパーツをつくったり、回路設計の道具を使って電子玩具やアクセサリーも製作できます。機器の扱いに習熟した専門スタッフのサポートも万全。自らの手を動かし、ものづくりに挑むことでクリエイティブな発想が磨かれていきます。
レーザーカッターや3Dスキャナ型三次元測定器などの最新機器を新たに増設し、京都のスタートアップ企業や伝統産業と連携するイノベーションの場を目指します。

ファブスペース

実験住宅
「ΞHome(くすぃーほーむ)」

実験住宅「ΞHome(くすぃーほーむ)

メディアスタジオ

メディアスタジオ

BMI実験室

BMI実験室

サーバネットワーク室

サーバネットワーク室

学部特別コンテンツ

情報理工学部独自サイト

情報理工学部では、学生同士、学生と教員の交流の場である「寺子屋」や「ランチタイムトーク」の様子、またデジタルコンテンツの作品を学生から募集し選出・表彰を行う「制作・開発イベント」などの様子を独自サイトにて随時発信しています。