
小林 和真
KOBAYASHI KAZUMASA
情報理工学部 情報理工学科 教授
- 学位
- 博士(工学)
- 専門分野
- 制御システムセキュリティ、インターネット工学
研究テーマ
産業システムセキュリティ/インターネット工学
高校生に向けた研究内容の紹介
社会システム基盤をささえる制御システムセキュリティに関して、ペネトレーション(ペンテスト)、フォレンジック、サイバーレジリエンス等の要素技術について、産業界のニーズに答えられるよう実践的な研究に取り組んでいます。これらの制御システムに対するサイバー攻撃に対処するための技術は、大規模な国際イベントでも活用され、私が代表を務めるチームは、東京オリンピック、大阪万博のサイバー防衛にも参加しています。
ゼミナール/研究室のテーマ
制御システムセキュリティ、インターネット工学
社会システム基盤をささえる制御システムセキュリティに関して、ペネトレーション(ペンテスト)、フォレンジック、サイバーレジリエンス等の要素技術について産業界のニーズに応えられるよう実践的に研究します。また、セキュリティ確保を前提としたインターネット運用技術の向上等についても取り組んでいます。
ゼミ/卒業研究の紹介
インターネットおよび産業システムにおけるセキュリティの実践的な専門技術の習得を目的として、ゼミ所属の学生が各自でテーマを決めて学習・研究に取り組んでいます。また、社会活動を行いながら大学でも教育を行う実務家教員(特定任用教員(教授))として、実業から得られた知見を元に、実社会で通用するサイバーセキュリティ教育と研究指導を心掛けています。ゼミや特別研究に関する活動は、秋山研究室と合同で行っています。
プロフィール
複数の職務に従事していると、全国各地、時には海外も飛び回ります。あだ名は「旅人」。旅先では、その場所に行かないと食べることができない物、その場所に行かないと見ることができない景色、その場所に行かないと出会えない出会いがあります。私は大学生時代にアメリカに1ヶ月短期留学し、大きく考え方が変わりました。無知の知(知らないって事を知ってる事が大切)、新しい知識を沢山の旅でこれからも獲得していきたいです。
高校生へのメッセージ
「知る」と「できる」「している」には大きな壁があります。知らない状態から学習し、知識の壁をこえてやっと知ることができます。でも知識として知ってるだけでは、まだできるかどうかわかりません。やってみて始めて気がつくことがあります。気づいたことを改善しやっとできる状態にたどりつきます。さらに技能を磨くには習慣化する必要があります。その結果が「できる」「している」なのです。やる気(やり遂げる気)を大切に。