
伊藤 慎一郎
ITO SHINICHIRO
情報理工学部 情報理工学科 准教授
- 学位
- 修士(デザインストラテジー)
- 専門分野
- インクルーシブデザイン、デジタルファブリケーション、パーソナルファブリケーション
研究テーマ
インクルーシブデザイン、デジタルファブリケーション
高校生に向けた研究内容の紹介
デザインとテクノロジーを通じた包摂的な人間社会の在り方に興味があります。造形や色といった目に見えるデザインだけではなく、人々と共に発想し共に創るデザインプロセスに着目しています。 また、「技術の人間化」の観点から、3Dプリンターやレーザー加工機といったデジタルものづくり技術であるデジタルファブリケーションを通じ人々をエンパワーメントする仕組みを探求しています。
ゼミナール/研究室のテーマ
デジタルファブリケーションと社会的デザイン
3Dプリンタやレーザー加工機といったデジタル技術を使ったものづくり《デジタルファブリケーション》がもたらす社会について、デザインの視点から研究しています。また、障害のある人や高齢者といったマイノリティと考えられてきた人々とともに、より多様な人々にとって使いやすいモノやサービスを生み出すデザイン手法 《インクルーシブデザイン》についても研究しています。
ゼミ/卒業研究の紹介
デジタルファブリケーションやヒューマンコンピュータインタラクションの領域でのデザインプロジェクトに取り組んでいます。京都のまち全体をデザインの学び場と捉え、学外のものづくりカフェで授業を行ったり、デザインに関連した展示会やイベントに積極的に参加したりするなど、実践的な活動を通じて学びを深めます。実社会の課題を発見し、それに応答するデザインの技術や手法を身につけることを目指します。
プロフィール
神奈川県生まれ、東京都育ち。趣味は、ギターやベースの演奏、街の風景の観察。九州大学芸術工学部音響設計学科、九州大学大学院芸術工学府デザインストラテジー専攻を修了後、九州大学芸術工学部研究院長戦略室を経て現職。小中学校では野球に熱中し、高校からは音楽にのめり込みました。大学生時代は、友人とのバンド活動、PAレコーディングサークル、海外へ行ったり、映像を作ったりと、遊びと学びの境目がないような状態でした。大学院時代のオランダ・アムステルダム留学は、人生の大きな転機となりました。
高校生へのメッセージ
読んだことのない本を読み、
たくさんの作品に触れ、
行ったことのない場所へ訪れ、
多様な価値観の人と話し、
知らない文化に飛び込み、
やったことのないことに挑戦し、
世界を「面白がる」ための自らの基礎を養ってください。
たくさんの作品に触れ、
行ったことのない場所へ訪れ、
多様な価値観の人と話し、
知らない文化に飛び込み、
やったことのないことに挑戦し、
世界を「面白がる」ための自らの基礎を養ってください。