2026.03.12

【GSC】2025年度 海外サイエンスキャンプを実施しました!

理学部、情報理工学部、生命科学部の3学部が協同して設置しているグローバル・サイエンス・コース(GSC)の留学科目「海外サイエンスキャンプ」は、理工系の専門知識とともに、英語力やコミュニケーション能力を強化してグローバルに活躍できるグローバル人材の育成を目的とした科目です。理工系3学部の学生が短期間海外に滞在し共に学ぶことを特徴とし、将来のキャリアパスを構築する足掛かりとする為の海外研修です。今年度は昨年に続き、フィンランド・ヘルシンキを訪れました。現地大学や日本にもつながりのある企業見学、現地学生との交流やグローバルに活躍をする方の講義、現地で活躍する日本人の体験を聞くなど、履修生にとって短期間ながら様々な経験と刺激を得られ自らの将来や可能性について考察するきっかけとなりました。渡航期間は2026年2月14日(土)~23日(月)10日間に14名が参加しました。

現地大学(ヘルシンキ大学、アアルト大学)ではキャンパスツアーや修士・博士課程学生による研究紹介や、教授による講義を受け、学内での起業サポートを行う組織訪問のほか、現地学生宅への訪問やスポーツ交流を通じて文化の違いなども楽しみました。訪れた企業では、飼料・食品技術のスタートアップ企業・Enifer(エニフェル)、風力、太陽光発電等の国営エネルギー企業・Fortum(フォルトゥム)での事業説明、日本とも繋がりのあるソフトウエア開発企業・Tuxera(トゥクセラ)では、事業紹介に加えて会社案内のHPへの投稿用に本学学生がインタビューを受けるなどの経験もでき、企業訪問により自身の学びに通じる海外企業を知ると共に、社会で求められているグローバルな人材像などについてのお話を頂くなど、今後の自分が目指す学びについて考察する機会となりました。
実際に海外の大学や企業を見ることで、国により学びへの考え方や働き方の違いを感じるなど、グローバルに活躍している方と交流できたことは非常に良い経験となり、自分の専門外の世界も知ることができ、視野が広がったなどの意見も出るなど、履修者にとってとても多くの刺激を得た研修となりました。

研修で得られた経験や学習成果は「帰国報告会(3月3日)」で、ポスターセッション形式により一人ひとり発表しました。報告会の冒頭では、担当である山本大地先生(生命科学部 非常勤講師)から、「英語学習という漠然としたものではなく、達成の為に何をするのか、より具体的な目標や行動までを発表(アウトプット)することが、帰国報告会の目的」と伝えられ、履修者はヘルシンキで得た経験や学びを思い思いに発表しました。
参加した教員や学生からは、沢山の質問やコメントもあり各ブースは時間いっぱい盛り上がっていました。閉会時には山本先生より、今のモチベーションや今回発表した目標を忘れず、目の前のやるべきことに一生懸命取り組んで欲しい。また学部を超えた繋がりを大切に、目標を達成した際はお互いにシェアするなど、お互いを高められる関係を繋いでほしいと伝えられました。

履修生は自身の専門分野のみならず、この研修を通じて他学部の学びや英語力を通じてグローバルに活躍することを意識するなど、異なる学部が協同して設置するグローバル・サイエンス・コースならではの経験を通じて自身の将来へのビジョンを固めるなど、将来を見据えるきっかけとなる大きな経験となった10日間の研修になりました。