瀬川 典久

SEGAWA NORIHISA
情報理工学部 情報理工学科 教授
学位
博士(情報科学)
専門分野
センサネットワーク

研究テーマ

センサネットワークをコアにしたシステム構築

高校生に向けた研究内容の紹介

この研究室では、センサネットワークの仕組みを用い、ハードウェア・ソフトウェアを活用して、世の中の動きを調べたり、その結果をフィードバックすることで、世の中を少し良くすることを目指しています。
最近では、以下のことに取り組んできました。
1)狭帯域スペクトル拡散通信MAD-SSを用いた研究
2)Infrasoundセンサの新しい活用方法
3)京都らしさを生かしたデジタルファブリケーション
4)エンターテイメントコンピューティングに関する研究
5)宇宙産業用電子機器検査装置の開発
書いてあることは難しそうな文字ですが、基本は、みんなの「あったらいいな」を解決することを目指しています。

ゼミナール/研究室のテーマ

センサネットワークとその有効活用

さまざまなものにセンサを取り付け、通信機器によって情報を収集し分析することで、現実社会の動きを考察する研究を行っています。例えば、カラスにGPSを付けることで、カラスの位置情報だけではなく、人間がどこに生ゴミなどを捨てているかを知ることが可能です。

ゼミ/卒業研究の紹介

特別研究では、センサネットワークの仕組みを活用しつつ、さまざまな学生自体がさまざまな研究テーマを決めて特別研究を行っています。
センサネットワークは、実社会環境で活用されている小型のセンサを、有線・無線のネットワークでつなぐことで、一つのシステムとして構築する仕組みです。
最近では、移動型ロボットのコントロール、ARとの融合、ドラム演奏の補助、西陣織を活用した回路制作、衛星間通信などに取り組んでいます。

プロフィール

この頃は、時間がとれずに、行くことができていませんが、昔は、全国の花火大会を追っかけていました。岩手に住んでいたときに、秋田県大仙市大曲で開催されている全国花火競技大会の関係者と仲良くなったため、いろいろ教えてもらい、時間があるときは全国遠征していました。将来、浅原神社秋季例大祭奉納大煙火(片貝祭り)で尺玉を奉納し、打ち上げてもらえたらいいなと、密かに思っています。

高校生へのメッセージ

私は、情報理工学部教員ですが、たまたま宇宙開発を取り組んでいる企業と共同研究開発を行っています。正直、高校時代の自分に言っても信じられないと思います。どこにチャンスが落ちているか、誰にもわかりません。だけど、今までの経験が今につながっているとは言えると思います。自分の内なる声に正直に向き合って、いい進路を選ばれることを期待しています。もし、京都産業大学情報理工学部に、入学したとしたら、一緒になにかできるといいなと思っています。