水口 充

MINAKUCHI MITSURU
情報理工学部 情報理工学科 教授
学位
博士(工学)
専門分野
ヒューマンコンピュータインタラクション、エンタテインメントコンピューティング

研究テーマ

ヒューマンコンピュータインタラクション・エンタテインメントコンピューティング

高校生に向けた研究内容の紹介

人とコンピュータの付き合い方に関する研究を行っています。現在ではコンピュータはありふれた存在となっています。また、ハードウェア・ソフトウェア共に進化し続けており、より多くのことができるようになってきています。一方で私たちの日常生活にはまだ多くの不便さがたくさんあります。また、今まで思いもつかなかったような新しい便利さが生まれる可能性もあります。そこで日常生活をより便利で快適に暮らすための技術開発を目指しています。

ゼミナール/研究室のテーマ

メディアインタラクション

本、写真、音楽などといったさまざまなメディアコンテンツとユーザーの関わり方を考え、今までになかった便利さや楽しさを創出する技術の研究開発を行っています。現状の問題点を分析し、解決方法を考え、見た人が使ってみたくなるような、ちょっと便利で楽しみのあるものとしてつくり、実際に使って、どう便利だったか、どう楽しかったかを調べています。

ゼミ/卒業研究の紹介

特別研究では学生の皆さんが挑戦してみたいテーマに取り組んでもらっています。例えば趣味やクラブ活動などを支援するツールの開発、画像処理や機械学習など興味のある技術を使って問題を解決する方法、ゲームの面白さの分新や新たな面白さの提案など、一人一人が自分で考えたアイデアを元に研究を進めています。研究活動を通じて自分で考え、調べ、試行錯誤して結果を出すという「自分でなんとかする」能力を身につけることを目指しています。

プロフィール

小さな頃からゲームが好きで、自分でも作ったりして遊んでいました。まだブームになる前にスペースインベーダーを見かけて、コンピュータならこんなに面白いゲームが作れるんだと感動しました。そこで、お小遣いで買える値段のプログラミングのできる電卓を買って色々と作ってました。結局ゲーム作りの仕事には就きませんでしたが、使って楽しいコンピュータの応用の研究の原点になっています。今でも新しい面白さを探して色々なゲームに手を出しています。

高校生へのメッセージ

今、打ち込めることや興味を持っていることがあれば熱中して取り組んでみてください。思い当たるものが無いのであれば、色々なことに手を出してみてください。また、自分自身で体験できることには限りがありますから、本を読んだり映画を観たりするのもよいでしょう。興味を持てたことについて深掘りして極めてみましょう。また関連することにも視野を広げていきましょう。様々な経験、特に他の人があまりやったことのないようなことは自分だけの強みになります。