学科の特色

Point01ヨーロッパ言語はヨーロッパにとどまらない
ヨーロッパの言語を使う国・地域は世界中にあります。スペイン語はアメリカ大陸の多くの国で話されていますし、フランス語もアフリカの多くの国で使われています。ドイツ語、イタリア語、ロシア語も多くの国で使用されています。また、国際機関やビジネス・文化などさまざまな領域でヨーロッパの言語は用いられています。皆さんの身近にもヨーロッパの言語はあふれています。例えば「アルバイト」はドイツ語、「メートル」はフランス語、「ナタデココ」はスペイン語、「テンポ」はイタリア語、「イクラ」はロシア語です。このようなヨーロッパの言語を学ぶことにより、皆さんの世界は、身近なところから、世界中に広がっていくことでしょう。
Point02日本にとって重要な国々
ヨーロッパの国々は、民主主義、人権、法の支配、自由貿易といった価値観を日本と共有しており、国際的な問題に対処する際に同じ立場に立ち協力することが多くあります。その言語・文化・社会を学ぶことは意義のあることです。また、少子高齢化や労働人口減少などの共通の課題にも直面しており、日本がこれらの課題を解決していくにあたってヨーロッパの国々は大いに参考になりますし、お互いに学び合える関係でもあります。他方、ロシアは遠い国だという印象があるかもしれませんが、すぐ隣にあって日本とは切っても切れない深い関係にある重要な隣国です。そのようなロシアに精通し、ロシア語を使いこなせる人材は不可欠です。
4年間の学び
1年次専攻語・専攻分野の基礎をつくり、海外実習へ
基本技能を体系的に学び、専攻語に関わる教養を磨く
1年次には、専攻語の4技能などを徹底的に鍛えます。また専攻語圏とヨーロッパの文化を形成する多様な要素を学び、2年次以降に取り組む研究の基盤を築きます。
- 〇〇学入門
- 専攻〇〇語
- 基礎演習
※〇〇には専攻する言語名が入ります。
- ヨーロッパの言語
- ヨーロッパの歴史
- ヨーロッパの文化
- ヨーロッパの政治と経済
専攻語圏で約3週間の海外実習
海外実習
ドイツ語海外実習
- フライブルク大学
- ライプチヒ大学
フランス語海外実習
- アンジェ西部カトリック大学
スペイン語海外実習
- ラ・リオハ大学
イタリア語海外実習
- シエナ外国人大学
ロシア語海外実習
- アブライ・ハン記念カザフ国際関係外国語大学
※ロシア語海外実習のみ2年次夏に実施します。
2年次専攻語・専攻分野を発展的に学ぶ
専攻語と専攻語圏への理解をさらに深める
各種検定試験に向けてレベルアップを図るとともに、文学・映像作品などに描かれた暮らしや社会的背景について理解します。
- 検定〇〇語
- 〇〇文学
- 〇〇語学
※〇〇には専攻する言語名が入ります。
専攻語圏の文化や芸術、歴史などを立体的に学ぶ
専攻語の背景にある文化、伝統、ビジネスなど、幅広いジャンルを学び、視野・知見を広げます。
- 文学と文化
- 社会と歴史
- 政治と経済
TOEIC®専攻語の検定に挑戦
2年次から協定校への留学に挑戦
4年間での卒業が可能です
メディア・コミュニケーション・インターンシップ
テレビ局、ラジオ局などの企業でインターンシップを行い、コンテンツの制作発信を行います。
(メディア・コミュニケーション専攻のみ)
3年次ゼミで専門領域の探究をスタート
研究演習(ゼミ)
3年次からゼミに所属し、文法やスピーチ、文化、歴史、専攻語圏と日本との違いなど、さまざまなテーマにアプローチします。
ゼミナールテーマ
少人数で専攻語を学ぶ「専門セミナー」
卒業後の進路も視野に入れたテーマで学び、コミュニケーション能力と専門性を高めます。
- ドイツ語専門セミナー(翻訳通訳論)
- フランス語専門セミナー(翻訳)
- スペイン語専門セミナー(ビジネス表現)
- イタリア語専門セミナー(食文化)
- ロシア語専門セミナー(芸術と文化)
- メディア・コミュニケーション専門セミナー(時事問題研究)
4年次4年間の学びの集大成
4年次の「ゼミ(演習)」では、これまでの学びを通して高めた言語運用能力、幅広い専門教養、留学での異文化体験などを生かし、専門テーマの研究に注力。4年間の集大成となる、ゼミ論文やゼミ制作に取り組みます。
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#ヨーロッパ言語学科