伊ヶ崎 泰枝

IKAZAKI YASUE
外国語学部 ヨーロッパ言語学科 教授
学位
フランス文学博士号(リール第3大学)
専門分野
フランス文学

研究テーマ

フランス文学

高校生に向けた研究内容の紹介

研究テーマは20世紀フランス文学です。シモーヌ・ド・ボーヴォワールの作品を主に扱っています。ボーヴォワールの小説作品や回想録作品の語りの分析、フェミニズム研究、サルトルをはじめとする同時代の作家の作品との比較研究をしています。また、フランス語教育と日本語教育の比較も研究テーマにしています。

ゼミナール/研究室のテーマ

フランス文学

ゼミ/卒業研究の紹介

ゼミではフランス文学を扱っています。発表やディスカッションを通して文学作品の読み解き方をいっしょに学びます。文学の王道のテーマである愛について論じたり、社会や歴史と文学との関係や日本文学とフランス文学との比較を研究したりするなど、切り口は様々です。翻訳でいいので、たくさんの作品を読みましょう。文学研究を通していっしょに自分自身を掘り下げてみませんか。

プロフィール

北フランスのリール第3大学でフランス文学を学びました。また、同大学で日本語教師もしていました。帰国後も長らくフランス語教師と日本語教師の二足のわらじを履いていました。10年以上にわたる日本語教師の経験は、私のフランス語の授業に新たな視点と柔軟さをもたらしています。母語にない発音や文法、そして異なる文化を学ぶことは、母語である日本語と母国である日本を発見することにつながります。

高校生へのメッセージ

大学で学ぶ4年間は人生の中の貴重な時間です。視野を広げ、論理的な考え方、柔軟性、努力の価値などを学んでください。そして、機会があれば留学してみてください。母語である日本語で教育が受けられるという、今まで当たり前だと思っていたことに感謝できるかもしれません。また、日本にいても毎日が発見であり、豊かな経験を積むことができます。損得を考えずに勉強に打ち込んだ日々が素晴らしい時間であったと後で懐かしく思い返すことでしょう。