
田畑 恒平
TAHATA KOHEI
外国語学部 ヨーロッパ言語学科 教授
- 学位
- 博士(経済情報)
- 専門分野
- メディア情報学、芸術工学(メディアアート)
研究テーマ
先進コンテンツ表現技術が人間及び社会に及ぼす影響
高校生に向けた研究内容の紹介
先進コンテンツ表現技術(8Kや16K、ARやVR等のXR技術など)が、人間の身体や記憶にどのような影響を与えるのかについて研究しています。また、これらのコンテンツ表現技術が社会に与えるメリット/デメリットの検討なども研究の範囲です。
技術の進歩によって私たちが目にするコンテンツ表現は高精細でリアルなものになっています。しかし、人間には技術の進歩を十分生かし切れるだけの能力が本当にあるのでしょうか?この問いの追求が私の研究です。
ゼミナール/研究室のテーマ
社会とメディア・テクノロジー
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ゼミ/卒業研究の紹介
私のゼミでは主に「映像作品の制作」に取り組んでいます。映像といっても15秒や30秒のTVCM、ドキュメンタリーやショートムービーなど、様々な種類のものを制作します。
特徴として挙げられるのが、「ゼミの映像制作作業がビジネスになる」ということです。過去には企業から依頼されたCM制作作業では、プロの製作会社との競合プレゼンテーションによる選考を勝ち抜き、実際に制作費をかけて作品を作りました。このように社会出てから体験する「映像制作現場のリアル」を学生のうちから実感できる活動をしています。
プロフィール
大学時代はラグビーとアルバイトに明け暮れる毎日で、思い立つとスキーを担いで山篭りをしたり、スキューバダイビングをしに沖縄に出かけて帰って来なかったり、勉強以外の学生生活を頑張る学生でした。大学を出て広告会社に就職し、デジタル領域のクリエイティブやマーケティング等の仕事をした後、衛星テレビ局でマーケティングや販促、番組企画・制作などの仕事をしました。休日はラグビーコーチをしているのでフィットネスの向上と維持が目下の課題です。
高校生へのメッセージ
プロフィールにも書いたように私は決して「模範的な大学生」ではなかったと思います。しかし、好きなことをトコトンまで突き詰めるために時間の使い方は強く意識しました。大学生はやらねばならないことをキチンと片付ければ、大部分の時間は自分のために使える「人生で2度と訪れない貴重な時」です。自分の大学生活を想像して、24時間×365日×4年=35,040時間のデザインをしてみてください。