学科の特色

Point01情報化社会の鍵となる"生きた数学"を修得する
マーケティングやWebの検索エンジン、感染症流行予測など社会で幅広く使われている数理科学を、代数学系、幾何学系、解析学系、応用数学系の4分野を組み合わせて体系的に学修。ビジネスをはじめ、さまざまな分野に応用の利く"生きた数学"を身に付けます。
Point02進路に合わせたコースを用意
教員志望者のための「数学教育コース」と、ビジネスで生かせる数学を学べる「BizMath(ビズマス)コース」を設置。
興味や進路に応じて選択できます。
4年間の学び
1年次数学の基礎力を養成
「代数学・幾何学」「微分積分学」などの必修科目を通じ大学の数学に不可欠となる基礎力を身に付けます。
講義と演習の両輪で「基礎の学び」を徹底

2年次から 4年次にかけて開講している選択科目は「基礎数理科目群」と「応用数理科目群」で構成しています。「基礎数理科目群」はさらに「代数学系」、「幾何学系」、「数学解析学系」、「複素解析学系」に分けられ、「応用数理科目群」はさらに「自然と社会の数理系」、「プログラムの数理系」に分けています。これらの中から興味がある科目を自由に選んで履修してください。
2年次専門分野の学びがスタート
必修科目をベースに、より専門的な科目を学修していきます。
2つの科目群に沿って専門性を高める

選択必須科目「集合と位相Ⅰ」又は「プログラミングⅠ」のいずれかを修得。
選択する科目に応じて、2つの科目群に沿って専門性を高めていくカリキュラムを設けています。
基礎数理科目群
- 代数学・幾何学・数学解析学・複素解析学
応用数理科目群
- 自然と社会の数理系・プログラムの数理系
徹底した「少人数体制」
理学部は1学年の定員135人に対し、教員35人という徹底した少人数体制が特徴です。教員を担任制の修学アドバイザーとして配置する他、ティーチング・アシスタントの大学院生が実習・演習の授業をサポート。それぞれの習熟度を見極めながら、きめ細かく指導できる教育環境を整えています。
「ランチタイムトーク」で興味の幅を広げる

昼休みに学生と教員が昼食をとりながら歓談できる「ランチタイムトーク」の機会を設けています。学生が関心のある分野について質問したり、話題となっている専門分野に関する話をしたり。ランチタイムを活用して見聞を広め、学生同士・学生と教員のコミュニケーションを深める場になっています。
3年次自らの専門性を高める
3年次秋学期から研究室に所属。
興味のある分野を選び、専門的な知識や技術をさらに深めていきます。
特別研究(ゼミ)テーマ
- 数理ファイナンス伊藤 悠 教授
- 数学と音楽 牛瀧 文宏 教授
- 群および多元環の表現論 宇野 勝博 教授
- 曲線・曲面理論 緒方 勇太 准教授
- プログラミング言語及びシステムの数学的モデル 勝股 審也 教授
- 多重ゼータ値、数論 田中 立志 教授
- 可換環論、環の表現論 中嶋 祐介 助教
- 数学教育・数学教員の養成 長瀬 睦裕 准教授
- 確率過程論 難波 隆弥 准教授
- パターン形成の数理解析 西 慧 准教授
- 開リーマン面のモジュライを用いた多変数関数論 濱野 佐知子 教授
- 情報・計算の数理とそこから生まれる新しい数学 三好 博之 教授
- 微分方程式の数学解析 栁下 浩紀 教授
- 結び目理論 山田 修司 教授
- 微分方程式と変分法 渡辺 達也 教授
進路に合わせてコース選択も可能
教員志望者のための「数学教育コース」と、ビジネスで生かせる数学を学べる「BizMath(ビズマス)コース」を設置。興味や進路に応じて選択できます。
数学教育コース(教職課程)

中学校・高等学校の数学教員を志望する学生のためのコースです。小中高12年間の教育課程を統一的に捉えることで、つまずきやすい部分の関連性や指導ポイントの理解を深めるなど、生徒の力を着実に伸ばす教育スキルと高い専門性を持った数学教員を育成します。
BizMath(ビズマス)コース

一般企業や官公庁などへの就職を目指す学生のためのコースです。統計検定準1級合格を目指す「統計演習」、不確定な現象について予想する「確率・シミュレーション」、金融数学や数理ファイナンスで用いられる「リスクの数理」などの専門教育科目を開講しています。
4年次卒業研究に取り組む
引き続き研究室に所属し、教員指導の下、自身が設定したテーマで卒業研究に取り組みます。
特別研究
特別研究とは、4年間の学びを基に各自が研究テーマを設定し、教員の指導を受けて研究を深め、卒業研究としてまとめるもので、数理科学科での4年間の集大成となる重要な授業です。
卒業論文テーマ(例)
- 多重ゼータ値と関係式
- 結び目理論とその応用
- 熱方程式の逆問題 など
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#数理科学科