
研究テーマ
複素解析学・開リーマン面のモジュライを用いた多変数関数論の研究
高校生に向けた研究内容の紹介
複素パラメーターをもつ開リーマン面の族に対し、各リーマン面の等角写像に関連したモジュライやリーマン面の接続についての知見を駆使して、複素多変数的に変動するものを定式化し、複素1変数的量変動と複素多変数関数論における擬凸性が果たす役割を明らかにしています。
ゼミナール/研究室のテーマ
開リーマン面のモジュライを用いた多変数関数論
複素径数をもつ開リーマン面の族に対し、各リーマン面の等角写像に関連したモジュライやリーマン面の接続についての知見を駆使して、複素多変数的に変動するものを定式化し、複素1変数的量変動と複素多変数関数論における擬凸性が果たす役割を明らかにしています。
※特別研究とは、4年間の学びをもとに各自が研究テーマを設定し、教員の指導を受けて研究を深め、卒業研究としてまとめるもので、理学部での4年間の集大成となる重要な授業です。
ゼミ/卒業研究の紹介
実数だけの世界から、複素数の世界へ対象を広げると、どんなことが起こるのでしょうか?そんな疑問に答える分野の一つが「複素解析学」です。複素関数を使えば、実関数のままでは解けない問題が解けたり、新しい視点から現象を理解できるようになります。例えば、電気回路の解析や、流体の流れの予測に必要な理論が学べます。物理や工学の現場でも役立つ、奥深い数学の世界を一緒に探求してみませんか。
プロフィール
私は三方が山で、一方が海に囲まれた、自然豊かな町で育ったため、今でも自然に触れる機会があると大変心が和みます。京都産業大学から眺める景色は、四季折々、とても美しいです。
高校生へのメッセージ
自分の本当にやりたいこと・夢を大切に、一所懸命努力を続ければ、きっと道が開ける、と私は信じています。知的好奇心から溢れ出てくる探究心の結晶ともいえる数学を通して、前向きに頑張ることの素晴らしさ、数学の美しさを伝えていけましたら幸いです。納得いくまで考え、分かる喜びを積み重ねていきましょう。