Pick up ゼミナール

「デザイン・シンキングの実践」 森永 泰史ゼミ

ものづくりコンペで出された「ナンセンスなものを作りなさい」という課題に対して、学生たちは「チョロQの新しい使い方」をベースに提案。絵の具をつけて紙の上を走らせることで、チョロQに本来とは違う新たな価値を生み出した。

「チョロQ」の新たな使い方を提案する

既存のイメージを捨て、新しい価値を生み出す

デザイン・シンキングとは物事の本質を捉えて創造的な解決策を導くことです。ありのままを捉えて必要な情報を選択し、新しいものを創り出す。いわゆるデザイナーのようにクリエイティブな問題解決能力を持つ人材を育てることを目標としています。例えばオモチャの「チョロQ」で新しい使い方を提案できないか? 日常にあるモノの価値観を変える“横道にそれる学び”によって、社会に出た時に役立つ柔軟性を養います。

経営学は「実践」で身に付く。

森永ゼミでは複数のプロジェクトが進行していて、私は「ゼミのSNSアカウントを運用する」活動に携わっています。このゼミならではの情報発信とは何か、どんなアプローチをすればフォロワーが増えるか。企画から構成、目的の再定義までグループ8人でディスカッションを繰り返す日々です。ゼミとは、学生に与えられた実践の場です。ただ講義で学んだことをアウトプットするにしても、「知る」と「行う」では大違い。例えば、市場分析という最初にやるべき工程を後回しにした結果「あ、この情報が足りない」と途中で行き詰まることもあります。
頭の中では分かったつもりになっていても、実際に動いて初めて基本的なアプローチの重要性に気付いたり、「そうだ、経営学はリアルと直結する学問なんだ」と改めて実感したりする瞬間でもあります。
知る「講義」と実践する「ゼミ」。この両輪の学びによって、社会で役立つ力を身に付けていけるのだと感じています。

マネジメント学科 2年次
久山 菜々子さん

※掲載内容は取材当時のものです。

「起業家精神と事業計画」中井 透 ゼミ

「松栄堂×中井ゼミ13期生」の研究発表会の様子。実際の企業をリサーチし、課題の発見から新たなビジネスプランの提案までを行う。提案する企業はメーカーや百貨店など毎年変わり、ゼミにはさまざまな知見が蓄積される。

京都の老舗「松栄堂」向けの販売戦略を提案
サプライチェーンの視点からの商品開発

研究発表会ではグループごとに資料を作成。半年間の調査の成果が詰まっている。

「ビジネスを創る力」を実践形式で身に付ける

新たなビジネスを創り出すことを研究テーマとするゼミです。学生は各人が起業家になったつもりで「企業を創り、成長させる」具体的な方法を学びます。
活動は基本的に全て実践形式で行い、グループに分かれて疑似的に企業を経営するビジネスゲーム演習や、京都の老舗企業などと組んで、経営陣に向けてビジネスプランを提案します。
そして卒業論文では学生自らが独自の事業戦略をまとめ発表します。

「歴史的=長期的に日本の企業・ビジネスをみる」松本 和明 ゼミ

ビジネスで地方を盛り上げる人材を育成

長期的な視点で企業や経営者について研究するゼミです。学びの軸は経営、歴史、そして地域。グローバル化が進む現代において、あえてローカルに目を向け、特に地域の産業や企業について研究していきます。
地域産業・企業は、小規模でありながらも、ビジネスの内容にさまざまな創意工夫があり、非常に面白い取り組みをしています。さらに、構想を実践に移しやすいというメリットも。
現在ゼミでは、新潟に本社を置く「雪国まいたけ」の協力の下、学生が商品のブランディングやレシピ開発に関わる実践的な学びに挑戦しています。この取り組みの先には、新潟と京都を結ぶ新しいビジネスの展開も期待されます。今後は本学のある京都も視野に入れ、地域に根ざしたビジネスを体験できる場を拡大していく予定です。
それらの活動を通じて目指すのは、地域のビジネスを支える人材の育成です。そういった人材や企業が自発的に地域を盛り上げることで、行政とは違ったアプローチで地方の活性化に貢献することが可能に。ローカル企業の歴史なども学びながら、将来、地方の発展を支えるための知識と経験を身に付けます。

「マーケティング・リサーチとコンテンツ制作」福冨 言 ゼミ

市場を冷静に分析するマーケティング力を磨く

ゼミではマーケティング・リサーチについて学びます。学生主体の実践的な取り組みの中で、マーケティングやリサーチの手法を身に付けながら、調査に基づいた新しいビジネスの提案や研究論文を作成します。
2019年は日本酒がテーマ。まず日本酒が市場の中でどんな立場にあるかを調べるため、学生は実際に居酒屋へ。銘柄の品ぞろえや価格帯を調べ、グループごとにレポートにして発表し、その上でブランディングの戦略を考えます。例えば、消費者が未知の状態からブランド名を思い出す「想起集合」。一方、買おうかなと考えるブランドは「考慮集合」。「考慮集合」に入るためには、まず知名度を上げなければならないといった課題も。こういったマーケティング的な意思決定や基礎的なアプローチを用いて、日本酒の売り方を考えていきます。
実際に酒蔵にも見学に行き、日本酒の造り手の思いやブランド戦略を聞き取り調査。レポートにまとめた上でグループディスカッションし、最終的にはそれぞれのグループで発表を行って成果をまとめます。学生自らが実践的にデータ収集や調査をすることで、現状を正しく分析するマーケティング力を養います。

「環境変化と組織の適応行動」佐々木 利廣 ゼミ

ニーズを捉えて解決策を提案

佐々木ゼミは、環境変化と組織の適応行動について研究しています。経営の外部環境は刻一刻と変化しており、それに応じて組織がどのように変わっていくのか、どう変わるべきなのかを考察。実際に企業や行政などから課題をもらい、それらの課題に取り組む学びを行っています。例えば、2018年度は阪南市の尾崎町の地域活性化をテーマに、市役所や地元企業、自治会や住民の方々と議論を重ね、どうしたら尾崎町の良さを発信できるのかに取り組みました。こうしたフィールドワークを通して、解決策を提案するだけでなく、課題に取り組む中で先方のニーズを捉える力、コミュニケーション能力、チームマネジメント能力などを養っていきます。

「娯楽における 消費とマーケティング」涌田 龍治 ゼミ

テーマパークからアニメまで
多彩な研究テーマを学生の興味に応じて選択

娯楽(エンターテインメント)産業を巡る消費者行動とマーケティングについて研究します。研究対象は学生の興味に沿って選定。テーマパーク、スポーツ、音楽、演劇、旅行、アニメなど多彩な研究テーマが飛び交うゼミになっています。また、消費者行動やマーケティングの研究にはデータの分析が不可欠。そのS EMINAR 1 ため統計などの数字を扱う能力も体得していきます。

社会科学の基礎から卒業論文まで一貫した指導が受けられる

2年次は統計データの見方や仮説の作成法といった社会科学系の基礎を修得し、3年次からの研究の土台をつくります。3年次からは個別研究とグループ研究を並行させながら卒業論文に向けた研究テーマを立てていきます。

短時間で効果的に 伝える技術を磨く

個人発表、グループ発表ともプレゼンテーションを盛んに実施。個人発表は持ち時間を5分に限定し「絞る」ことによって効果的に伝える技術を磨きます。

知覚リスクの扱いによる収益の増減も研究対象

涌田ゼミのキーワードは、消費者が商品やサービスを購入する際の不安を意味する「知覚リスク」。一般的には商品やサービスの品質を広告などで周知し知覚リスクを下げるよう努めますが、スポーツなどでは応援するチームの勝敗が予測できないほうが集客につながるケースも。さまざまな業種で知覚リスクの扱いと収益の関係を分析することも、ゼミの研究対象です。

自分の好きなモノ、コトを 卒論テーマに発展させられる

涌田 龍治 教授
自分の身近にあるモノやコトあるいは個人的な興味・関心を研究テーマにできるのが涌田ゼミの特色です。オタクといわれる大衆文化でも卒論テーマになり得るのは、高校までの勉強では体験できないことではないでしょうか。どんな研究でも「それ面白いね!」と支援してくれる仲間がいるゼミです。

実際の商品やスポーツイベントの事例をもとに知覚リスクの実態を研究

経営学科3年次 堀江 諒さん
知覚リスクが経営に及ぼす影響を研究するため、低価格でも品質をアピールしにくいPB(プライベートブランド)の売上や、スポーツの主催側の勝率と観客動員数の関係を調査するなどしています。丹念に統計にあたることで、意外な発見がある興味深い研究です。

「サプライチェーン・マネジメント 」中野 幹久 ゼミ

2年次のグループ研究(課題発見&解決)の様子。1年間かけて各グループごとに企業への商品開発の提案を行い、そのフィードバックまでを報告する。学生間でどれだけ情報共有できたかもサプライチェーン視点では重要となる。

サプライチェーンの視点からの商品開発

「商品開発」は全て学生主体。企業のリサーチや、共同開発の依頼も各グループで行う。

SCMの本質は、「チームで動く力」

トヨタや花王など、有力企業の収益構造を支えるサプライチェーン・マネジメント(SCM)を掘り下げるゼミです。
例えば、2年次には老舗和菓子店が運営する里山を生かし、どのようにブランド価値を向上させるか。SCMの視点か ら提案するといった活動を行います。
SCMを学ぶことは、現代組織での立ち回りの基礎を学ぶこと。中野ゼミでは実社会で生きる「チームで動き、成果を 上げる力」を身に付けていきます。

「コミュニケーションと経営戦略・組織」伊吹 勇亮 ゼミ

学生主体のイベント企画・運営などを通して
コミュニケーション能力と課題解決力を鍛える

「コミュニケーション」と「経営戦略・組織」の関係性を体験的に学びます。ゼミがスタートする2年次は、自分たちで決 めたテーマに関する課題と、その解決方法などについて検討。3年次には企業や行政が抱える課題を解決すべく企 画の立案から運営などを実施。4年次には個人の興味や関心をもとに卒業論文を執筆します。

実際の課題に取組むことで 就職活動や就職後も活かせる力と 仲間という財産を手に入れましょう

伊吹 勇亮 准教授
学生自身が決めたテーマと企業や行政が抱える課題に対し、その実現や解決に向けて全力で取組むことで就職活動に、また就職後も活かせるさまざまな能力を修得します。具体的には 「聞く・調べる」、「考える」、「話す・伝える」といったコミュニケー ションの根幹を成す能力の育成を意識しながら、実践を通して 経営学を学びます。学内外での活動を通じて、共に学び、笑い、感動するゼミをめざしており、かけがえのない仲間という一生の財産も手に入れられるはずです。

身につけた企画力により
シニア世代の
修学旅行が大ヒット!

経営学科3年次 吉川 凌平さん
私たち伊吹ゼミは2年次の時、音楽フェス開催にチャレンジ。当日はスポンサーの支援のもと、関西圏のさまざまな学生バンドによる演奏で盛り上がりました。3年次には市バスの利用促進という課題に対し、インパクトのあるイベントをしようと考え、シニア世代が学生服で楽しむ修学旅行を企画。テレビや新聞に取上げ られて大盛況でした。アイデアから実践まで、学生が悩んだ時も、ヒントは与えても答えは考えさせるという伊吹先生に導かれて成長できたと感謝しています。

市バス・地下鉄利用促進に向けた 新たな賑わいの創出

京都市交通局から提供された課題に対し、60代以上の方に修学旅行気分を味わってもらうイベントを企画・運営。イベントは大勢の参加者でにぎわい、マスコミ各社に取上げられました。

学生の夢を応援しようと 開催した音楽フェス、 「音楽で繋がりな祭」

本格的な野外ステージで開催した音楽フェス。出演バンドの募集、ポスター制作・設置や前売り券販 売、スポンサーとの交渉までゼロ から学生が手掛け、当日は大いに盛り上がりました。

「企業活動と財務情報」石光 裕 ゼミ

財務情報は「作る」ことも、「読む」ことも大切
情報を読取る力を身につけていく

企業活動の様子をお金の視点から描き出すのが会計の役割。会計というと書き出す技術である「簿記」のイメージが強いですが、書き出された「財務情報」から企業活動の様子を読取ることも大切です。石光ゼミでは財務情報を自ら 分析し、企業外部からその活動の実態に迫ります。

読取った情報を 伝える力も 社会では求められます

石光 裕 教授
会計の役割は、お金の点から企業活動を記録し、関係する人達に企業の様子について説明することにあります。記録の手段として「簿記」が生まれ発達してきました。会計というと「簿 記」だけ勉強すればいいと思いがちですが、そうではありませ ん。理論立てて話をする、分かりやすく図を使うなど、説明する 力も重要です。ゼミでは、情報の収集から、分析、プレゼンテー ションまで行ってもらいます。これらの作業を、自らの力でやり遂 げる力を身につけて欲しいと思っています。

知らなかった「会計」を 深く知ることでビジネスの世界が 身近になった

経営学科2年次 兵庫 美咲さん
簿記に少し苦手意識を持っていたのですが、会計についてもっと知りたいと考え、このゼミを選びました。財務情報が記されている有価証券報告書を分析し、その企業の様子を読取ることができるようになってくると、会計が面白くなってきました。苦手だった簿記についての理解も深まり、3年次から参加予定 の、全国の中高大学生と株式投資のアイデアを競う「日経ス トックリーグ」が楽しみです。会計情報を分析し、投資する企業 を決めるところからスタートします。

課題解決はグループワークが中心

グループで協力して作業を行うことは、仕事の現場では日常です。アイデアをどのように出し、まとめていくかについて、グループワークを通 して修得します。

いま、会社がどのような状況なのかを、見える化するのが「会計」

経営戦略を立てる、CMを流す、人を雇う。会社に代表される組織の運営には、会計の知識が必要です。お金の動きを知ることは、次の行動を起こす際の重要な判断材料となります。

ゲームをつかって、よりわかりやすく、 まずは、営業活動の流れを知る

経営戦略を立てる、CMを流す、人を雇う。会社に代表される組織の運営には、会計の知識が必要です。お金の動きを知ることは、次の行動 を起こす際の重要な判断材料となります。

「簿記および財務会計の研究」橋本 武久 ゼミ

簿記はグローバル言語。世界と意思疎通を図り
社会を見つめる力を養う

世の中のほとんどの組織や経済活動は、会計とは切り離せない関係にあります。つまり、会計を理解することは、社会をより深く理解することにつながるのです。また、簿記はグローバル言語。会計の基礎である「複式簿記」は世界で使われているからです。会計という世界共通の言語を修得しておくことは、これからのグローバル人材には大きな強みになるでしょう。さらに、「複式」すなわち物事を両面から眺めるという簿記・会計の考え方は、多様化する世の中を生き抜くうえで有効なツールになるはずです。ゼミでは日頃の学びをWebやSNSで学外へ発信しているほか、他大学との合同合宿も行っています。これらの活動を通してたくさんの刺激を受けながら、会計的な視点で社会を見つめる力を養っています。

諏澤 吉彦 教授

全国学生保険学ゼミナールで最優秀賞を獲得

諏澤ゼミは、全国学生保険学ゼミナールに参加し活動しています。2015年度全国大会では、「美術展の新たなリスクファイナンス—証券化とクラウドファンディングの導入可能性—」をテーマに研究発表を行い、全国18大学、241人の学生による32の研究報告の中から、昨年度に続き2年連続でMIP賞(Most Impressive Presentation)第1位を獲得しました。発表内容は、大会に出席したリスクマネジメント研究者や保険業界実務者からも高い評価を受けました。

吉田 裕之 ゼミ

暗記よりも理解、マニュアルよりも洞察。
理解力と洞察力を基礎にして、
「自分らしい表現」ができることを意識して…。

マーケティングと言ってもその領域は広範囲。しかし、マーケティングの「根っこ」にあるのは、製品差別化・サービス差異化の探求です。そんなマーケティン グを通して、みなさん自身の(知らない、気がついていない)表現力を引き出すことが、演習課題です。勉強はもちろん、いろんなこと(合宿や山祭や就活も) を、ワイワイ・ガヤガヤ…みんなで話合い、悩みながらやっていこうと思っています。みんな友達思いで優しくて、楽しい仲間たちです。
2回生一同!!!
先生と私達(女子9名・男子14名)のマーケティング・ゼミ。グループ・ワークで活動してて、先生からは「大きなテーマ」だけ。後は、全部私達の自由。 マーケティングの対象となる商品の選択から、企業に質問したり、訪問したり…だから、みんな責任感が出てきてる。先生、授業中は、アドバイスしたり、「神 山」をジィ~~と眺めてたり…顔は「いかつくてこわそう」やけど、実はオモロイ…そやけど「プレゼン」と「夏休み朝一課題」のときは、ホンマ鬼やでぇ。
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