【理学部】宇宙物理・気象学科 特別研究発表会を開催しました

2024.03.05

宇宙物理・気象学科の4年次生による特別研究の発表会を2023年2月5日(月)および6日(火)に開催しました。23の研究テーマについて、28人が発表を行いました。コロナ後と言うこともあり、昨年に引き続き、対面で行いました。

4年生にとっては、1年間努力して取り組んだ研究成果を皆の前で発表する晴れの舞台であると同時に、厳しい質問と議論にさらされる試練の場でもあります。緊張した面持ちで発表する学生もいましたが、質疑は活発に行われ、盛況な発表会となりました。

 

宇宙物理・気象学科にふさわしく、地球の話題から宇宙論スケールの話題まで、非常に幅広いテーマについて発表が行われました。集中豪雨や大雪、竜巻などの地球の気象の話題から、金星と地球の大気循環の比較の研究、そして火星の砂嵐や風下山岳波についての発表など、地球から太陽系の惑星の気象について幅広く発表が行われました。また、宇宙物理関連の発表としては、太陽コロナと磁気流体の研究、みずがめ座ゼータの軌道安定性の問題、Tarda隕石の熱変性の研究から、ニュートリノデータの解析、巨大質量BH(ブラックホール)のトーラス解析、そして重力レンズ現象に関係する話題など、多種多様な発表がありました。

質疑においては、教員からだけでなく、大学院生や学生からも積極的に質問が出されました。活発な議論は研究の礎ですし、これはとても良い傾向で、来年度以降もこの傾向が続くことを期待しています。

発表に熱心に耳を傾ける学生
発表の様子1
発表の様子2
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