理学部 数理科学科 談話会を開催しました(11月24日)

2021.12.01

2021年11月24日(水)、「数理科学科 学生向け談話会」において、長瀬睦裕 准教授が「数学を作り出す楽しさ」というタイトルで講演しました。
講演では「数学の学習は受動的なものになりがちだが、もっと自由に考えて自分で新しい数学を作ることもできる」というメッセージの下、学生が高校生の時に慣れ親しんだ「組合せの総数」を題材に、新しい数学を作る体験をしていきました。最初のうちは戸惑っていた学生も「さあ、やってみましょう」の掛け声と同時に、自分なりの考えをノートに書き連ね、その後、自身の考えは既存の概念と整合性があるのかを検証していきました。数学を作る過程を体験するという普段の授業とは違う展開に、多くの学生が興味を惹かれていました。
対面とオンラインのハイブリッドで実施しました
講演する長瀬准教授
今回の談話会は感染症対策をした上での対面開催となりましたが、同時にZoomを用いた配信も行いました。当日は対面とオンラインを合わせて多くの参加者があり、盛況のうちに終了しました。これをきっかけとして、学生の皆さんには新しい数学を作り出す試みを実践していって欲しいと思います。
ワークに参加する学生
配布されたワークシート
※談話会は、学内教員や研究実績のある研究者を招聘して定期的に講演会を行うことで、理学の最先端の研究内容に触れ、研究意欲の促進、教育・研究の質的向上を図ることを目的として実施しています。参加は教員だけでなく、学部生、大学院生、その他一般の方々も可能です。
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