理学部物理科学科 談話会「直線炭化水素分子ポリイン類の生成と分光」を開催しました

2018.08.02

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トピックス研究理学部

8月2日(木)、理学部物理科学科談話会(※)として、近畿大学大学院総合理工学研究科若林知成教授(本学理学研究科物理学専攻 非常勤講師)によるセミナー「直線炭化水素分子ポリイン類の生成と分光」が行われました。

直線炭化水素ポリイン分子は、星間物質との関係で注目されている、炭素原子が直鎖状に連なった構造を持つ分子です(一例として(HC_12 H)の分子構造を図に示します)。若林氏は、実際に直線炭化水素ポリイン分子を合成し、炭素数のサイズ別に分離精製を行った後に、それぞれの分子について紫外吸収分光、ラマン散乱分光、リン光分光、核磁気共鳴分光といったさまざまな分光法を用いて、その電子構造や振動構造について詳しく調べる研究を行っています。セミナーでは、それらの結果について専門外の人にも分かりやすくまとめて話をしていただくことができました。

談話会には本学の教員、研究員、大学院生に加えて、学外研究者の参加もありました。セミナー中からも質疑応答があり、セミナー終了予定時間を大幅に超えて活発な議論が行われました。

(※)談話会は、学内教員や研究実績のある研究者を招聘して定期的に講演会を行うことで理学の最先端の研究内容に触れ、研究意欲の促進、教育・研究の質的向上を図ることを目的として実施しています。参加者は、教員だけでなく学部生、大学院生、その他一般の方々も参加可能です。

熱心に耳を傾ける参加者
ポリイン分子の例:HC12H分子の分子構造
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