京都府立洛西高等学校及び京都府立山城高等学校との高大連携授業を行いました

2018.07.25

7月25日(水)、京都府立洛西高等学校と京都府立山城高等学校の生徒が理学部の数学と物理、総合生命科学部の生物と化学の4テーマに分かれて、本学にて実験・演習を行いました。
理学部の数学では「投げた針が平行線と交わる確率」「メビウスの帯を切り分ける」「帽子の色当てゲーム」の3つの実験・演習を、物理は「磁力」「レーザーと簡単な光学素子を使って調べる光の性質」「気体の断熱膨張による温度変化」「大気の役割と真空」「音の性質」の5つから2つの実験を選択し、午前と午後に分かれて体験しました。

どの授業も自分で図を書いたり、計算したり、大学の先端的な実験装置やパソコンを使用するなど、高校生は、単に教員の話を聞くだけではなく、自分の手を動かし・考え、普段の授業とは違った講義を受け、多くのことを学びました。また、一見遊びのような実験の中に、実は法則や確率の証明であったり、磁力・光・大気・音といった身の回りにも、様々な現象が潜んでいることにも気付くことができました。

高校生たちはメビウスの帯を切ったりひねったりして分かる法則や、磁石に反発するマイクロトマト、浮かぶ磁石、オシロスコープで見る音の性質、月と地球の距離計算など、様々な実験に興味を示していました。

本学は、今後も各高校との連携を深め、理系の面白さを高校生に伝えていきます。

数学:「投げた針が平行線と交わる確率」つまようじを投げて確率予想
物理:「音の性質」オシロスコープで音を見る
物理:「磁力」浮かぶ磁石
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