理学部宇宙物理・気象学科 諏訪 雄大 准教授が国際研究会で研究発表を行いました

2018.07.12

諏訪准教授の研究発表の様子

フランスはパリ南部の町オルセーにあるUniversity of Paris-Saclayで開催された国際研究会「GAMMA-RAY BURSTS AND SUPERNOVAE: FROM THE CENTRAL ENGINES TO THE OBSERVER」にて、理学部宇宙物理・気象学科の諏訪雄大准教授が7月6日(金)に研究発表を行いました。この研究会は、世界各地から超新星爆発やガンマ線バーストを専門とする研究者が招待され集まり、4週間にわたって常時40名ほどが滞在しながら研究発表や議論を行う、国際滞在型の研究会です。

諏訪准教授の発表内容は、2017年のノーベル物理学賞の受賞対象となった重力波の観測に関連して、ここ数年非常に活発な研究テーマとなっているコンパクト天体連星系(中性子星やブラックホールのみからなる連星系)に関するものでした。特に、こういった連星系を作るような超新星爆発は観測的にどのような特徴があるのか、そして将来観測によって理論的な理解がどう進んで行くのかについて、諏訪准教授自らが行った数値シミュレーションを基にした発表を行いました。また研究会期間中は、発表された研究成果をふまえて活発な議論が展開されました。

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