教員紹介勝股 審也

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勝股 審也KATSUMATA SHINYA

理学部 数理科学科 教授

学位
Ph.D.(エジンバラ大学)
専門分野
プログラミング言語の意味論、計算の理論

担当科目

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プロフィール

昭和49年7月 北海道生まれ
平成10年3月 京都大学工学部電気電子工学科卒業
平成12年3月 京都大学理学研究科数学数理解析専攻数理解析系修士課程修了
平成16年4月 京都大学数理解析研究所助手
平成17年6月 エジンバラ大学理工学研究科情報学科 Ph. D. コース修了
平成19年4月 京都大学数理解析研究所助教
平成29年1月 蓮尾メタ数理システムデザインプロジェクト研究総括補佐
平成29年4月 国立情報学研究所特任准教授
令和5年4月 国立情報学研究所特任教授
令和6年4月 京都産業大学理学部教授

研究内容

計算機科学の一分野にプログラミング言語の意味論があります。これはプログラミング言語が供える様々な機構を数学的および論理学的にモデル化して調べ、得られた知見を実際の言語の設計や改良に還元する研究分野です。私は主に圏論を用い、プログラムやプログラミング言語の数学的モデルを研究してきました。近年は状態遷移系の理論やプログラム・システム検証の数学的モデルも研究しています。

特別研究(ゼミ)テーマ・内容

プログラミング言語及びシステムの数学的モデル

特別研究では、プログラミング言語やシステムの数理的・論理学的モデルに関する文献を読むことを予定しています。これにより、プログラムやシステムの挙動の正しさを数学的に確立できることを見ていきます。また、こうしたモデルの構成に用いられる数学(領域理論、圏論、余代数など)についても学びます。


特別研究とは、4年間の学びをもとに各自が研究テーマを設定し、教員の指導を受けて研究を深め、卒業研究としてまとめるもので、理学部での4年間の集大成となる重要な授業です。

受験生・在学生へのメッセージ

計算機科学はコンピュータやプログラムの振る舞いに深い興味を抱いた人々の科学的精神により開拓されてきました。コンピュータを使っているうちに「コンピュータでこんなことはできるだろうか」「なぜこのプログラムはうまく動くのだろう」「システムをより良く記述したい」といったことを感じた人は、ぜひプログラミング言語理論やアルゴリズム論、システムの理論を学んでみてください。

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