教員紹介梶原 洋一

戻る

梶原 洋一KAJIWARA YOICHI

文化学部 国際文化学科 助教

学位
博士(歴史学)(フランス・リヨン=リュミエール第二大学)
専門分野
西洋中世史・フランス史

プロフィール

神奈川県横浜市出身。小学生のときに歴史の学習マンガで歴史の虜になり、大学でフランス語にハマり、卒論を書くときになんとなく中世がエキゾチックでカッコいいと思い現在の専門にたどり着きました。京都に来る前、フランスのリヨンという街に8年くらい住んでいましたが、二千年くらいの歴史が凝縮された町並みと、現地の人々のおおらかさ(いい加減さ?)が印象に残っています。現在は二児の子育てに悪戦苦闘しています。

研究テーマ

ヨーロッパ中世の大学を主な研究対象にしてきました。日本でも発展を遂げている「大学」という制度は実は13世紀のヨーロッパにその起源があります。キリスト教の修道士(お坊さんみたいなものでしょうか)がなぜ大学で学位を取りたがったのか、取った学位を自分のキャリアにどう利用したのか、といったことを当時の古文書から明らかにし、中世がどの程度「学歴社会」と言えるか、ということなどを考えています。

研究活動・教育活動

〈論文〉
  •  « Université et éducation dans l’ordre dominicain à la fin du Moyen Âge. Le collège de Notre-Dame de la Pitié d’Avignon », Annales du Midi, t. 128 (2016), pp. 247-267
  • 「中世末期におけるドミニコ会教育と大学—アヴィニョン『嘆きの聖母』学寮の事例から」『西洋中世研究』5号 (2013年)、123-138 頁
  • 「中世後期南フランスにおける大学神学部と托鉢修道会—トゥルーズとモンペリエの事例から」『地中海学研究』33号(2010年)、25‐46頁
〈翻訳〉
  • ジャック・ルゴフ『アッシジの聖フランチェスコ』(池上俊一氏と共訳。岩波書店、2010年)
  • ヴァレリ・トゥレイユ著、梶原洋一訳「恐怖の叫びと憎悪の叫び:盗人に向けられる『アロ』。中世末期フランスにおける叫びと犯罪」『思想』(岩波書店)、第1111号、 27-41頁、2016年
〈大学での授業歴〉
  • 立教大学(2018年)
  • 共立女子大学(2018年)

担当科目

歴史文化演習、入門セミナー、講読セミナー、ヨーロッパ文化の基礎、フランス文化講読Ⅰ、フランス文化講読Ⅱ
<科目の詳細はシラバス検索より>

ゼミ活動テーマ

西洋史(特に中世)の重要なトピックについて、参加者全体でいくつかの文献を読みながら議論を重ね、知識、考察を深めていくことを目指しています。2019年度は「十字軍」をテーマに設定しました。

学生へのメッセージ

京都は学生時代を過ごすのに理想的な街です。歴史的な景観、名刹古刹はもちろん、劇場、美術館、博物館、コンサートホールも多く様々な文化活動が盛んですし、街中を歩けば風情のある古書店もたくさんあります。そして多くの学部から成る京都産業大学には専門、出身も多彩な仲間、先生との出会いがあふれています。刺激に満ちた環境を十分に利用して、いろいろな人、ものに触れ、自分の世界を大きく広げてくれれば嬉しい限りです。

専任教員一覧に戻る

PAGE TOP