先輩の時間割

幅広い教養を身に付け
マーケティング分野を中心に
今後の未来を見つける。

マネジメント学科 1年次 岸本 沙耶さん

人々のニーズをどのように捉えて商品を開発しているのか興味があり、経営学部への入学を決めました。入学当初は学生の数が多く圧倒されたものの、少人数クラスの授業もあるので先生や同級生とコミュニケーションがとりやすく、すぐになじめました。特に興味深い授業は、実際の企業の商品開発事例などをもとに学べる「マーケティング入門」です。専門性が高く難しそうだと感じていた「商業簿記」や「会計ファイナンス入門」は実際に受講してみると、自分の生活に身近なものだと感じるようになりました。
経営学部の1年次は、全員が経営学を学ぶ基盤となる「マネジメント・リテラシー」や「ベーシック・セミナー」を履修し、幅広い領域の中から自分の興味に合わせた授業を選びます。私はまだ学びを深めたい領域や具体的な将来の目標が定まっておらず、ゼミがスタートする2年次までの1年間を有効に活用したいと考えています。
他学部生と共に学べる「全学共通教育科目」も大きな魅力。TOEIC高得点を目指す「上級英語」では、英語でのグループワークを通して仲良くなった友人もできました。本学の学祖である荒木俊馬先生の生誕地である熊本県山鹿市の地域活性化のために街づくりに関する調査・企画、提案・発表をする集中講義「熊本・山鹿フィールド」も履修していて、取り組む課題も貴重な経験。全ての過程が自己成長につながっていると感じます。

岸本さんの時間割(春学期)

曜日 集中
1時限 食料と環境入門   日本美術入門 ベーシック・セミナー      
2時限   戦略と組織入門 上級英語(TOEIC)Ⅰ    マネジメント・リテラシーⅠ    
3時限 商業簿記Ⅰ 会計ファイナンス入門          
4時限 上級英語(プレゼンテーション)Ⅰ          
5時限 自己発見と大学生活  マーケティング入門         
  •  =経営学部専門科目

※掲載内容は取材当時のものです。


横断的なカリキュラムで
企業の狙いを見抜く視点を養う

マネジメント学科 2年次 横尾 優稀さん

高校時代に商業を学んでいたので、経営学の基本は一通り押さえていました。そんな私から見ても、経営学部の授業は想像以上に多彩で、濃密な学びに圧倒される毎日です。現在は3つのドメインを横断し、広く深く知識を吸収しています。
特に面白いのはドメイン「戦略と組織」で開講される「経営戦略論」。経営戦略の実例を題材に、そこに込められた企業の狙いを考察します。例えば、とあるお弁当の仕出し会社が、配達後に容器を回収している。なぜコストをかけてまで回収するのか。その答えは「容器に残った食べ残し」にあります。消費者の食趣向を分析し、商品開発につなげるのが狙い。どんな事業戦略にも必ず意図があり、それを自分で推測するのがこの授業の醍醐味です。その他、日本の経営史を俯瞰する「日本経営史」、組織経営の正しい在り方を考える「CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)」など、多角的に経営学の学びを深めています。学びで得た一番大きな変化は、自分の頭で考える時間が増えたこと。企業の一風変わった取り組みも、会計不正も、必ずそこには理由がある。その背景を想像し、思考する習慣が身に付きました。
春から開始したゼミでは、グループワーク、発表が中心。周りと協働しながらこれまでに得た知識をどう実践するか、研究しています。インプットとアウトプットの充実した学びが、この学部の特長です。

横尾さんの時間割(春学期)

曜日
1時限 経営情報概論 経営戦略論(企業戦略)        
2時限 基礎英語(コミュニケーション)Ⅱ 日本経営史   基礎英語(総合)Ⅲ  演習1
3時限 商業簿記Ⅲ       社会調査法
4時限       商業概論A グローバル経済フィールドワークⅠ 
5時限       CSR  工業簿記
  •  =経営学部専門科目

※掲載内容は取材当時のものです。


消費者の行動を分析して見えるものとは?

マネジメント学科 3年次 栗山 愛菜さん

なんとなく就職に有利そうだ、という漠然とした考えから経営学部を志望。学びを深める中で経営学やマーケティング戦略に関心を持ち、現在はM&I(マーケティングとイノベーション)のドメインに分類される授業を主に履修しています。
「消費者行動論」では人気店の商品訴求施策を、「チェーンストア論」ではコンビニなどのチェーン店が行うブランド戦略を学び、消費者の行動原理をマーケティング戦略に落とし込む方法に興味を持つようになりました。
実際にNPO法人のインターンシップ(ラジオ放送局)に参加してSNSアカウント運用を担当した際には、受け手の行動原理を考える重要性を実感。企業が何かを発信する際には、受け取る人の立場に立って、戦略を考える必要があると理解しました。
消費者の行動を分析し、そこから導き出される企業戦略をもっと知りたい。広告代理店への就職を考えている私にとって、さまざまな実例を学ぶことができる経営学部の授業は、新たな発見に満ちています。

栗山さんの時間割(春学期)

曜日
1時限   中小企業論A     チェーンストア論
2時限 演習3 インクルーシブ・ビジネス論   マネジメント特講(キャリア開発A)    
3時限 グローバル生産マネジメント論 社会福祉学入門   経営情報管理論  
4時限          
5時限 ベンチャービジネス・ケース分析    保険論      
  •  =経営学部専門科目

※掲載内容は取材当時のものです。

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