主な科目紹介(宇宙物理・気象学科)

1年次

計算機基礎

大学生活の基本ツールであるPCの使い方、レポートやプレゼンテーション資料を作成するときに使うOfficeソフトの使い方、さらにプログラミングの授業で使用するLinuxの使い方など、大学の学びの技術的基礎を習得します。

地球惑星科学概論

地球惑星科学に関する様々なトピックを、(1)固体・大気海洋・磁気圏といった複数の要素で構成される地球惑星システム、(2)生命が存在するハビタブル惑星としての地球、そして、(3)太陽系内に存在する岩石惑星の一つとしての地球惑星、といういくつかの視点のもとに学習します。


2年次

天文学概論

現代天文学・宇宙物理学の多岐にわたる観測を解説しつつ、単純な物理学を用いながら、この分野全体を概観します。宇宙観測の基礎、太陽系・惑星系・恒星・銀河・宇宙の大規模構造の観測、そして宇宙論に至るまで幅広い解説を行います。

データ科学基礎

観測データ、実験データ、調査データを科学的に分析することは、宇宙物理・気象分野に限らずすべての学問分野において共通の研究活動です。宇宙物理・気象学に関連した題材を選びつつも、より広い視座から統計的なデータ分析方法を解説します。


3年次

宇宙観測・解析実習

最新の観測設備を擁する神山天文台を用いて、現代天文学・宇宙物理学において行われている天体観測を行います。観測計画立案、観測実行、取得データの解析という天体観測の一連の流れを体験できます。

大気物理学実験

静水圧平衡や放射伝達、光の屈折といった大気科学における重要概念に関連した実験を行い、その観測データの解析を通して、大気物理法則が示す意味を体得していきます。

天文観測技術特別実験

1、2年次で学習した光の干渉や回折について深く理解し、実際の光学機器を実現するうえで必要な調整・支持機構の基礎をPBL形式で学びます。

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