先端生命科学科生命科学部
先端生命科学科

生命科学部先端生命科学科Department of Advanced Life Sciences

学科の特色

学科の特色

Point01最先端の研究で、生命の謎に挑む

「生命科学の時代」ともいわれる今日、その研究成果はさまざまな分野で応用され、社会を根幹から支えています。先端生命科学科では本学が培ってきた生命科学分野における基礎研究を継承した上で、最先端の研究活動を推進。十分な学識と実績を持つ教員の指導の下、高い専門知識と技術、倫理観を兼ね備えた人材を育成します。

Point022年次から始まる 基礎から発展へと接続する教育体制と豊富な実験科目

1年次では生命科学の基礎を修得。1年次秋学期から切れ目なく続く実験科目と、連携して展開する講義科目。その積み重ねにより、研究活動に必要な生命科学の専門知識と高度な実験技術や手法を身に付けます。2年次春学期からは3つの主コースから1つを選び、専門的な分野の学びがスタートします。

関心のある分野を柔軟に段階的に学ぶことができます。

※選択した主コース以外の科目も履修可能です。

4年間の学び

豊富な実験科目を通じて最先端の研究技術を修得する

1年次講義と実験による基礎づくり
講義と実験による基礎づくり

2年次以降の専門的な学修に備え、生物学と化学をはじめとする生命科学の基礎を修得。秋学期からは実験科目も始まり、1年次から実践的な学びに取り組みます。

1年次は基礎を徹底

1年次は生命科学の基礎となる生物学と化学について講義だけでなく演習・実験科目を通じて徹底的に学修する。

  • 生物学通論/化学通論
  • 先端生命科学演習1・2
  • 化学実験
  • フレッシャーズセミナー
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2年次専門分野の学びがスタート
専門分野の学びがスタート

2年次からは関⼼のある分野に応じて主コースを選びます。充実した実験‧演習科⽬を履修しながら、コースの学びを深めます。

主コース

生命医科学コース

生命医科学コース

ヒトや動物の医療・健康に 貢献できる専門性を養う

核酸(DNA、RNA)・タンパク質などの生体高分子の構造、細胞や臓器の働きなど生命医科学の基盤となる知識を修得。ヒト・動物の医療や健康、病気の治療法の開発につながる教育・研究を行います。

食料資源学コース

食料資源学コース

生命科学の手法で食料問題などの 解決方法を探究する

農業関連の動植物の生物学的特性や、食料資源の生産と利用に関する知識を修得。食品の安全を守る検査技術の開発や、作物などの品種改良によって食料問題の解決に貢献できる人材を育成します。

環境・生態学コース

環境・生態学コース

生物と環境の接点をマクロな視点から理解する

環境とヒト・動植物の相互作用など、生命科学の中でもマクロな視点を持つ専門分野を扱います。生態系を適切に維持する方法や、生物多様性の解明を通じて、環境と生態系の保全について学びます。

副コース

専門性を生かして資格などの取得を目指す副コースを設定。志向や卒業後の希望進路に応じて選択できます。
※一部1年次から選択可能です。

実験動物技術者養成コース

動物実験を用いた研究・技術で社会に貢献する人材を養成するコース。
高度化された医学・生命科学における研究、医薬品等の薬物動態の観察や安全性を守るために求められる高いレベルの動物実験の知識と技術の習得を目指し、「実験動物1級技術者」の資格取得を目的に実践的な学びを展開。
※「実験動物1級技術者」とは、公益社団法人日本実験動物協会が認定している、動物実験に関する高い知識・技術を持つ専門家の資格です。

実験動物1級技術者試験(2024年度実績)

実技試験の合格者数 11

食品衛生管理者養成コース

食品衛生管理者に必要な資格または食品衛生監視員の受験資格を得ることができます。
※食品衛生管理者は、食品・添加物の製造・加工などを行う企業における監督業務に従事できます 。
※食品衛生監視員は、港湾・海空港での検疫(厚労省)業務や食品関連業者、病院、学校等での検査、監視、監督指導等(地方公務員)に従事できます。

教職課程コース

理科の教員免許状取得に向け、科学的な思考方法や教授法を学修。

グローバル・ サイエンス・コース

英語で世界に挑むことのできる理系産業人を育成するカリキュラムです。海外の大学・研究施設・企業での研修や、世界の第一線で活躍する人々との交流・対話を通じて、自らの可能性を模索し、研究活動や将来のキャリアへ活かします。

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3年次 より高度な研究能力を育成
 より高度な研究能力を育成

専門とする研究分野の基礎を早期に修得するために、各教員の指導の下、3年次秋学期から研究室で活動を開始します。

研究テーマ
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4年次卒業研究に取り組む
専門分野の学びがスタート

4年間の集大成として卒業研究に取り組みます。論文としてまとめるだけでなく、口頭発表も行うことで情報発信能力を向上させます。

卒業研究テーマ例

  • 脊椎動物由来のヒアルロン酸合成酵素の精製と活性測定
  • 再構成系による新たな小胞体タンパク質品質管理プラットフォームの解析
  • ゲノム編集技術を巡る科学コミュニケーションの分析 -記事分析及び科学コミュニケーションの四分類法を適⽤して
  • ビャクシンにおける異形葉の様態の解明
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