【法学部】坂東ゼミ2023年度総括:他大学との3つの民法討論会をやり切りました!

2024.03.25

学生の活動レポート(法学部3年次 宮地 秀幸)

インターカレッジ民法討論会の様子(その1)

2023年12月10日、法学部の高嶌ゼミと坂東ゼミが、龍谷大学にて開催された「インターカレッジ民法討論会」に参加しました。

インターカレッジ民法討論会とは、全国の大学の民法ゼミが一堂に会して、法律の解釈・適用の正確さや質疑応答の的確さを競う大会です。この討論会は歴史があり、今年度で30回目の節目を迎えました。本大会は、去年に引き続き龍谷大学で開催されて、例年通り九州大学、慶応大学、早稲田大学、法政大学、龍谷大学、本大学のゼミ生が勇躍して参加しました。晴れて坂東ゼミは、「特別奨励賞」を受賞させていただきました。

インターカレッジ民法討論会の様子(その2)

この討論会は、私たち坂東ゼミの学生にとって1年間の集大成という位置づけです。全国の民法ゼミが集結する討論会であり、歴代の坂東ゼミの先輩方の思い入れも強い特別な討論会です。
昨年度は万全の準備で挑んだものの、目標の結果に至らず悔しい思いをしたため、何とか今年はいい討論をしようと、有志あるゼミ生が大学の授業後に集まり問題の検討を行いました。前回の討論会の反省を活かし、計画的に討論会に向けた準備に取り組みました。今年度の問題も複数の論点が入り混じっている問題であったのですが、どの部分を強調するべきか等の解決の指針をゼミ生同士で話し合い、議論を重ねました。

惜しくも目標としていた3位入賞はなりませんでしたが、教員投票では高評価をいただき、「特別奨励賞」という光栄な賞をいただくことができました。

プレインターカレッジ民法討論会発表者

こうして坂東ゼミ2、3年次演習では、今年度他大学との3つの民法討論会をやりきりました。前年度に引き続き「プレインターカレッジ民法討論会」、「インターカレッジ民法討論会」に加え、今年から参加させていただいた北海学園大学開催の「民事法事例問題討論会」と非常に充実したゼミ活動でした。
年末までの期間は、2つの討論会の準備が重なる期間があり、並行して討論会の準備をする難しさや、やりがいを実感しながらゼミ活動に取り組みました。私自身全ての討論会の準備に携わらせていただき、充実した期間であったと感じています。

法学部での学習は、答えが1つではない社会的な問題に取り組むことが多いと言われています。その中で本大学法学部は、答えのない問題に対して、学生同士で議論を重ね、自分たちなりの答えを導いていく問題解決能力の育成を目標としています。私はこの1年間のゼミ活動を通して、民法を学びながら他大学との討論会を重ねて、ゼミ生同士で議論をする機会が充実している点で、坂東ゼミが本大学法学部を象徴するゼミであると自信をもっていえます。

私は、来年度の4年次ゼミでも坂東ゼミに所属し、卒論の作成や学生同士の議論を重ねて、問題解決能力を磨いていきたいと思います。

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