【外国語学部】アジア言語学科 中国語専攻の4年次生が台湾で国際交流事業など複数の賞を受賞しました!

2024.02.22

台湾に留学中の外国語学部 アジア言語学科 中国語専攻4年次生の村田 裕奈(むらた ゆうな)さんが、現地で複数の賞を受賞しました。
村田さんは昨年12月に台湾の文化財団「廣達文教基金會」が主催する国際交流事業に参加し、「最佳努力獎」(最高努力賞)を授与されました。村田さんが参加した事業は、日本の他、ドイツ・ポーランド・ロシア・ペルー出身の学生が「国際文化大使」に選ばれ、約2カ月にわたり現地の小中学生と交流を行うもので、村田さんは台湾北部の港町・基隆市の中学校を訪れ、共同作業を通じて生徒たちとともに海洋汚染問題について考察を深めました。活動の様子は現地のメディアでも紹介されました。

文化事業に参加し、「最高努力賞」を受賞

また、1月末には、台北のロータリークラブが主催するスピーチ大会「在台外國留學生華語暨台語講演比賽」に参加し、参加16組中3位に入賞しました。大会では「我們學中文的甘苦談和對台灣文化的想法」というタイトルで中国語によるスピーチを行ったほか、台湾語(福建系方言)による歌も披露し、高い評価を得ました。

2023年度以降、コロナ禍によって中断していた留学や各種交流事業が徐々に再開しています。

中国語専攻からもすでに多くの学生が中国や台湾への留学に旅立ち、中国語能力のレベルアップや現地の社会・文化に対する理解を深めるなど、日々努力を続けています。彼らの更なる成長と活躍を楽しみにしています。 

 

村田 裕奈さんのコメント

交流事業では、基隆市立信義国民中學校7年生と一緒に基隆の海の環境汚染について学び、お互いの国の文化を紹介しました。生徒の皆さんは、日本の音楽、アニメ、グルメ、ドラマなどさまざまなことに興味を持って、たくさん質問してくれました。また、私が中国語や台湾の文化で分からないことがあれば積極的に教えてくれ、時には友達のように、時には先生のように感じました。活動後は文化祭に招待していただき、運動会をしたり屋台を回ったり、大変貴重な体験ができました。台湾についての理解が深まり中国語も鍛えられ、本当に参加してよかったです。生徒たちにまた会いに行きたいです。
1月末に参加したスピーチコンテストではペルー出身の友人とペアを組み、「中国語学習の喜びと苦しみ、台湾文化に対する考え」というスピーチを行ったほか、台湾語の曲『心花開』を歌いました。学習したことのない台湾語の歌詞を覚えるのは大変でしたが、2人で何度も練習を重ねたので、当日は緊張することなく楽しんで発表できました。その結果3位に入賞でき、とても良い思い出になりました。

スピーチ大会では3位に入賞
PAGE TOP