外国語学部ロシア語専攻主催 卒業生による講演会を開催しました

2019.06.26

2019年6月26日(水)の3限に12304教室で、外国語学部の卒業生 西野 義彦氏による講演会が催されました。西野氏は2016年3月に外国語学部言語学科ロシア語専修(現ヨーロッパ言語学科ロシア語専攻)を卒業し、現在神戸の商社神栄株式会社に勤務されています。

西野氏は「社会人3年間を終えて 大学生活 - 就職生活 - 新入社員 - 先輩社員としての経験」というテーマで講演されました。
大学時代では、2年次にサマースクールでロシアに行って興味を持ち、3年次に1年間プーシキン大学に留学し、日本人ネットワークで駐在員の人たちと毎週市場巡りや会食をされるなど、多くの経験を積まれました。
就職活動に関しては、4月の時点で志望していた3社にすべて落ちてしまい、やる気がなくなっていたが、友人からのアドバイスにより志望企業をしっかり再選定したところ、9月に神栄株式会社から内定を貰ったとのことです。その経験から、「業界・年収・地域、何でもいいから優先度を決めてみる」、「自己分析は「自分を自分で分析」しなくても、他人に自分を分析してもらってもいい」、「志望に落ちても自分に合った企業があるはず」などの後輩へのアドバイスを語られました。
会社では、新入社員時代は仕事でミスをしていましたが、効率重視の仕事の仕方をするためにExcelをマスターし、自分で作成した社内データを上司に認められ、データを用いた在庫管理などを任されました。現在では食品部の企画戦略グループでエラーチェック、営業に活きるシステムづくりの検討や新しいデータ分析資料の作成などに取り組んでおられます。学生時代にパソコンの技術をマスターしておくことの必要性を訴えられました。

講演のあと30分に渡って学生との質疑応答が行われました。その中で、西野氏は海外の仕事で作成される文書は基本的に英語で作成されるので、学生時代に英語の力をつけておくことが重要であると述べられました。講演の参加者は、西野氏の実際の体験から、学生生活では留学することの意味、就職活動においては一度失敗してもくじけずに、冷静に再度志望企業を選択してチャレンジすることの必要性、社会人になってからは問題を自分で解決する能力を向上させることの重要性など、多くのことを学びました。

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