フランス語専攻 国際関係学科と Crossroads Forumを開催

2015.12.25

フランス語専攻は、12月23日の午後、国際関係学科と協力してCrossroads Forumを開催しました。今回は「パリ・テロ事件からあすの世界を考える」というテーマでしたが、フランス語専攻の1年生から4年生はもとより国際関係学科やその他の所属の学生、外国語学部(フランス語専攻、国際関係学科、その他)・経済学部・法学部の教員など、様々な関心を抱く聴衆が万有館の会場に集いました。

まずは、フランス語専攻の荒井教授からパリ・テロ事件の背景のご解説と日本人であるわたしたちにできることに関するご提案を、つづいて、国際関係学科の北澤教授からイスラム教と中東やISに関する貴重なご説明をうかがいました。非常に印象的だったのは、先日のパリ・テロの背景には西欧とイスラム教徒の間に存在する非対称(社会、死者数、哀悼、経済)があるという荒井先生のご指摘や、1928年以降のイスラム世界における反ヨーロッパの動向に関する北澤先生のお話に刺激されて、学生たちが熱心に質疑応答に加わっていたことです。議論が白熱して、時間を忘れるほどでした。この問題は専門分野に限らず色々な人間に関わることを確認することができました。
PAGE TOP