学科の特色

Point01英語で思考する自分に出会う
グローバルな場に参加するためには、「英語を知っている」だけでなく、「英語を使える」ことが重要です。「IntensiveEnglishプログラム」は、週6コマ以上のオールイングリッシュの授業で英語コミュニケーションカを確実に伸ばし、大学で必要となるアカデミックスキルの土台をつくります。
Point02グローバルコンピテンスを身につける
「グローバルコンピテンス」とは、グローバルな課題に関心を持ち、多様な価値観を尊重しながら、他者との柔軟なコミュニケーションを通して課題を解決する能力のこと。多くの企業、教育現場、国際機関などで求められている能力です。英語学科では、「英語で対話する力」に加えて、グローバルコンピテンスの要である「国際教養」を身につけることができます。
導入科目
- 翻訳・通訳(Translation and Interpreting)
- 異文化コミュニケーション(Intercultural Communication)
- ポスピタリティ・ツーリズム(Hospitality Tourism)
- 英語学・英語教育(English Linguistics and Education)
- 英語圏文化・文学(Culture and Literature in English Speaking Countries)
4年間の学び
1年次専攻語・専攻分野の基礎をつくり、海外実習へ
バラエティ豊かな科目で英語のスキルアップを目指す
1年次には学びの土台となる英語の基礎知識や、専門分野を学ぶ際に必要な教養を習得。
秋学期には、将来像や興味・関心に合わせて専攻を選択します。
1年次の秋学期に専攻を選択
英語専攻
幅広くグローバル社会で活躍
イングリッシュ・キャリア専攻
英語を生かす職業を目指す
- イングリッシュスタディーズ入門
- 基礎演習
肌で感じる早期の海外実習
英語海外実習
約3週間の海外実習では、徹底的なトレーニングで英語運用能力を高めるとともに、施設見学やアクティビティで視野を広げます。帰国後の事後学習では、実習での経験をまとめて発表します。
- スウィンバーン工科大学(オーストラリア)
- ミシガン州立大学(アメリカ)
- カンタベリー・クライスト・チャーチ大学(イギリス)
2年次専攻語・専攻分野を発展的に学ぶ
英語運用能力を集中的に高める
グループワークを通して英語の4技能の向上を目指します。
併せて英語の音声学、音韻論、意味論なども学びます。
- インテンシブ英語
- 英語学概論
英語圏の文化や芸術、歴史などを立体的に学ぶ
イギリスやアメリカがどのような文化や言語によって形成されている国なのか、多方面からの理解を目指します。
- 英米文学概論
- 英文学
- 米文学
TOEIC®・TOEFL®・IELTS™に挑戦
2年次から協定校への留学に挑戦
4年間での卒業が可能です
3年次ゼミで専門領域の探究をスタート
研究演習(ゼミ)
3年次からゼミに所属し、文学や演劇、マスメディア、音声学、言語心理学など、さまざまなテーマにアプローチ。学びの集大成として研究成果をまとめます。
ゼミナールテーマ
- The stories that make us and where they come fromクラフリン マシュー 准教授
- 異文化コミュニケーション小柴 健太 准教授
- Sociolinguistics (Contrastive Linguistics)桜井 延子 准教授
- 心理言語学(子どもの母語獲得・大人の第二言語習得)鈴木 孝明 教授
- Cross-Cultural Communication through Drama鈴木 雅恵 教授
- 談話の中の構文と表現:日・英語比較髙橋 眞理 教授
- 第二言語の音声知覚・産出瀧口 いずみ 准教授
- Bilingualism and Bilingual Education難波 和彦 教授
- ホスピタリティ・コミュニケーション原田 由子 教授
- アメリカ文学を読む(エドガー・アラン・ポーを中心に)宮澤 直美 教授
- 「良い生徒・良い先生・良い授業・良い学校」について考える大和 隆介 教授
- Games for Learningラボレット エリザベス ホリー パフ 教授
少人数で学ぶ「英語専門セミナー」
- ジャーナリズム
- クリエイティブライティング
- 時事英語研究
キャリアにつながる英語力の向上
- 通訳実習
- 翻訳実習
- エアラインビジネス論
4年次4年間の学びの集大成
4年次の「ゼミ(演習)」では、これまでの学びを通して高めた言語運用能力、幅広い専門教養、留学での異文化体験などを生かし、専門テーマの研究に注力。4年間の集大成となる、ゼミ論文やゼミ制作に取り組みます。
卒業後
卒業生とキャリア紹介

堀 拓哉さん
米国三越 ウォルト・ディズニー・ワールド®・リゾート(アメリカ、フロリダ州)
2024年 外国語学部 英語学科卒業
在学中は、ポーランド国立アダム・ミツキェヴィチ大学に1年間の交換留学を経験。現在、Walt Disney World® ResortのEpcot日本館に勤務し、ディズニー・インターナショナル・プログラムの日本文化交流大使として、着物や盆栽、和食器や日本アニメなどの販売、日本文化の紹介に携わっています。
在校生へのメッセージ
「学生時代はサークル活動やアルバイト、交換留学など多くのことに挑戦しました。今、振り返ると、無駄な努力は何ひとつなかったと感じます。サークルやアルバイトでは、組織内での人間関係の重要さを学びました。また、交換留学先のポーランドでは、語学力の向上だけでなく、日本人が少ない環境での日々、日本と海外での「思いやり」、「やさしさ」の違いを体験しました。
その苦労が、"The Most Magical Place on Earth"(世界で一番マジカルな場所)へ、世界中からやってくるゲストに、ホスピタリティをもって働く誇りに変わっています。
英語学科の学生の進む道は、無限です。皆さんも色々なことに挑戦し、自分だけの未来を切り拓いてください。」

尾崎 加奈さん
2024年 サッカー欧州選手権組織委員会所属、ドイツ、ライプツィヒ勤務
2015年 外国語学部英米語学科卒業
2年次に、カナダのアルゴマ大学に交換留学し、卒業後すぐに、外務省在外公館派遣員として、フィリピン日本大使館に勤務しました。
その後Olympics / Paralympics / FIFA World Cupなどのイベントに関わり、現在は世界を回っています。2020-2021年東京オリンピック・パラリンピック、2022年カタール開催FIFA World Cup、2023年ドイツ、ベルリン開催Special Olympics、オーストラリア・ニュージーランド開催FIFA Women's World Cup Australia & New Zealand 2023、サウジアラビア開催FIFA Club World Cup Saudi Arabia 2023などで、多国籍な同僚と共に、海外からの選手をサポートし運営にあたっています。
尾崎さんは、「在学中は、今のような働き方があるとは思ってもみませんでした。まだまだこれからなので、どこまで行けるのか自分を試しつつ、楽しみながら成長していきたいと思っています」と、語ってくれました。
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#英語学科