【現代社会学部】鈴木ゼミが「水の聖地」錦天満宮で御茶会を開催~創作和菓子が大人気~

2024.01.31

現代社会学部鈴木ゼミの2年生と4年生の合同チームが、錦天満宮(京都市中京区)と協働で、1月28日(日)に高倉小学校(京都市中京区)の児童を対象としてお茶会を開催しました。
「水の聖地」化を進めている錦天満宮で、都会のオアシスとも表現される「錦の水」に触れてほしいとの願いから企画が始まりました。『「錦の水」で淹れたお茶を飲んでもらいたい』『錦天満宮と水をイメージできる和菓子を食べてもらいたい』などのアイデアが生まれました。その中で、2年生が提案した龍をモチーフにした和菓子を、亀屋良長(1803(享和3)年創業)協力のもと製造することとなりました。
ゼミ生が考案した龍をイメージした和菓子
開催に向けて鈴木ゼミのメンバーは役割分担を行い、錦天満宮との打ち合わせ、和菓子の研究、亀屋良長とのデザイン協議などを繰り返しました。実施に際して、参加者を募集するためにチラシを作成し、児童へ配布しました。さらには、大学にて報道関係者への説明を行いました。
錦天満宮で協議するゼミ生
亀屋良長で和菓子を学ぶゼミ生
高倉小学校にチラシを渡すゼミ生
京都産業大学で記者説明会を行うゼミ生
開催当日は、児童36人、大人26人の参加がありました。ゼミ生から錦天満宮の錦の水について、錦天満宮の新田禰宜(禰宜とは宮司を補佐する者の職称)から御祭神等の説明を行った後、水を大切にとの想いを込めた和菓子を食べ、御朱印を制作、最後はおみくじを引いていただき、子どもたちの笑顔があふれるなかで時は過ぎました。
水の説明をするゼミ生
和菓子を楽しむ子どもたち
終了後のゼミ生の一言タイムでは、「2年生にとっては初めての企画で不安だったが、この企画が最後のゼミ活動である4年生の支えにより、挫折はなかった」「小学生たちの笑顔・喜びを感じて、達成感を味わうことができた」「この経験を生かして次の企画に臨みたい」などの感想がありました。鈴木ゼミでは、これからも水に関わる地域づくりをテーマに活動を行うこととしています。
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