健康スポーツ社会学科

社会科学と自然科学の多様な学びから生まれる独創的な視点より、健康・スポーツ科学で社会をむすび、健康で活力ある新たな社会を創造する。それが、健康スポーツ社会学科の学び。

健康スポーツ社会学科の学び

現代社会の安定的発展のためには、そこで暮らす人々が健康であることが大前提です。そのためには、人々の日常生活の中に身体活動を積極的に取り入れて健康に関する諸問題の解決を図るとともに、心身ともに健康な社会の実現を目指すことが必要不可欠となっています。
健康スポーツ社会学科では、社会学と健康スポーツ科学との融合により、新しい視点で健康・スポーツの持つ可能性・価値を探究し、人々が健康で活力ある社会を創るための能力と意欲をもつ人材を育てます。

1年次では、現代社会学科・健康スポーツ社会学科に共通して、社会学の基礎的知識の確実な修得、現代社会の諸問題に関する知的好奇心の喚起を行います。あわせて、「スポーツ実習」の履修も始まります。
2年次からは、社会学の様々な応用分野を学びながら、「健康スポーツ社会分野」「健康スポーツ科学分野」の専門的知識を深めていきます。
社会学を基盤とする、将来の進路の幅が広がる学びが特長です。

よりよい社会をつくるため、スポーツの多様なあり方が注目されている。

スポーツは、アスリートだけのものではありません。文化であり、社会づくりのキーワードとなっています。
例えば、超高齢社会の日本では、「人々が長生きできること」に加えて、「心身ともに健康で質の高い生活を送ること」ができる社会の構築が求められています。その際、人々の健康保持・増進に大きく役立つのがスポーツです。子どもが楽しく体力づくりができる場や、スポーツ経験のない人や高齢者でも気軽に楽しめるスポーツ活動の場の創出、さらにはスポーツと福祉・医療分野との連携などが求められています。また、スポーツは世界に共通する「人間の文化」。言語、人種、民族、宗教、政治はもちろん、国境さえも越えて分かちあえるものであり、国際親善・世界平和にも深く結びついています。オリンピック・パラリンピックが、その代表的な例といえるでしょう。アスリートは限界に挑戦し、観戦者は夢と感動を得ることを通して、スポーツは社会の活力となります。だからこそ健康スポーツ社会学科でスポーツの社会的・文化的側面についても学ぶことで、スポーツをより良い社会の構築や世界の平和に役立ててほしいと思います。
健康スポーツ社会学科 村上 博巳 教授
関連項目 スポーツ社会学、運動医科学、スポーツ文化論 など

地域活性化やビジネスに役立ち、社会を豊かにするスポーツ。

健康スポーツ社会学科 濱野 強 教授
スポーツは、地域活性化やビジネスチャンスを生み出す可能性にあふれています。スポーツをしたり、スポーツ観戦したり、語ったりすることは、世代を超えた人と人とのつながりを創出します。
スポーツをキーワードに人々が集まってくることは、地域やコミュニティに活気を生み出す原動力にもなっています。そのため地域を活性化するための一つの施策として、マラソンなどのスポーツが注目されているのです。また、他にも近年注目されているのが、ヘルスツーリズムです。その名のとおり、健康増進や健康維持につながる体験ができる旅行のこと。このヘルスツーリズムで得た知識やノウハウを通じて、旅行後も健康的な生活に役立てようというものです。例えば、非日常の美しい自然を散策しながらウォーキングのコツを学べたり、その地域ならではの食材を通じて体にいい食生活の知識を得られたりするなど、「旅」と「体にいいこと」を一石二鳥で楽しむことができます。健康へのニーズが高まる今、「健康」はすべての人にとって興味のあるテーマだけに、これからの観光産業において大きなビジネスチャンスとなる可能性があります。このように、もはやスポーツは、競技能力や身体能力を高めたり、健康を維持したりするだけのものではなくなってきました。これからの社会を豊かにする可能性が詰まっているのです。
関連項目 健康社会学、地域社会と健康、スポーツ政策論 など

健康スポーツ社会学科でめざせる進路

  • 健康・スポーツ関連企業
  • 教員
  • 地域づくりを担う自治体職員
  • スポーツイベントの企画者
  • 人々の健康をサポートするスポーツ指導者
  • スポーツジャーナリスト
など

健康スポーツ社会学科で取得可能な資格

  • 社会調査士
  • 中学校・高等学校教諭一種免許状(保健体育)
  • 図書館司書
  • 学芸員
  • 学校図書館司書教諭
  • 公認スポーツ指導者
など
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