【現代社会学部】プロジェクト演習「ベトナム映画鑑賞会」を開催

2024.01.10

ベトナムのコーヒーとお菓子を提供しました

現代社会学部の「プロジェクト演習」は地域社会との協働による課題解決型学習を行う演習科目です。6つのプロジェクト演習のうち、加藤敦典准教授が指導する通称「ベトナム・ゼミ」では、夏休みに実施するベトナムでの現地調査や、秋学期の国内活動をベースに地域課題の発見と解決プロジェクトの立案を目指し活動しています。
2023年度の秋学期は「多文化状況を知る」をテーマにゼミ生が「エスニック雑貨班」「在日ベトナム人の食生活班」などにわかれて国内で実地調査やイベント企画をおこないました。
そのうちの「映画」班では、多くの人にベトナムの文化や生活を知ってもらい、ベトナムに興味や親しみを持ってもらうことを目的に、11月30日(木)に京都産業大学のキャンパス内でベトナム映画鑑賞会を開催しました。
当日は、映画鑑賞に先立ち、ベトナム・コーヒーとベトナムのお菓子(ココナッツ・クラッカーなど)を参加者に配布しました。ベトナムのお菓子は京都市内のベトナム雑貨店などで購入しました。

上映会には、現代社会学部、文化学部、外国語学部などから、約20名の学生が参加しました。途中休憩(インターミッション)の時間や上映終了後には、ゼミ生と参加者のあいだで感想を語りあいました。
上映中の様子
参加者アンケートの回答には「カメラワークや音の付け方など、国によって撮影法が異なっていておもしろかった」「映画で見た家制度は近代日本に近いものを感じた」といった感想もあり、芸術・文化の多様性や共通性に関する考察を深める機会にもなりました。
そのほか、ベトナムからの留学生と交流会を開催してほしいとの要望や、ベトナムのファッションに興味がある、といったコメントもありました。これらの意見を参考に、来年度以降もイベントを継続していくことができればと考えています。
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