現代社会学部木原ゼミ 牟岐町とオンライン交流会開催

2021.07.05

6月5日(土)と6日(日)、現代社会学部木原ゼミでは、ゼミ活動のフィールドである徳島県海部郡牟岐(むぎ)町の方々にご協力いただきオンラインでの交流を行いました。現地から中継で、バナナの植樹祭を行うなど、オンラインでの活動の可能性がひろがった様々な取組を紹介します。

ゼミで取り組んでいる牟岐町の「関係人口」創出を目指す木原ゼミは、まず最初にグループワークや牟岐町にちなんだ2択クイズをとおして、関係人口や牟岐町に関する知識を深めました。クイズを勝ち抜いたゼミ生には「牟岐王」の称号が与えられ、楽しみながらも牟岐町のことをより知る機会となりました。

続けて、メインイベントである『バナナの植樹祭』、そして牟岐町の特産品もち麦を使った麺を食材とした『レシピコンテスト』を行いました。

今年度、木原ゼミでは農業体験をとおして牟岐町の関係人口を増やすことに取り組んでいます。まずその第一歩として選んだ作物が、牟岐町のような温暖な場所で育てられるバナナでした。当日は牟岐町から中継をつないでいただき、バナナの苗を3本植えていただきました。アイスクリームバナナという品種名である2本の苗には「バニラ」と「チョコ」、スーパーミニバナナという品種名のバナナには、植えた当日の誕生花であるマリーゴールドからとって「マリー」と「ゴールド」と名付けました。距離は離れていますが、木原ゼミが育てている自覚をもって大切に成長を見守っていきます。
植樹祭で植えたアイスクリームバナナの苗
スーパーミニバナナの苗
そして、牟岐町の特産品であるもち麦を使用した麺を使ったレシピをゼミ生が考案する『レシピコンテスト』も行いました。パスタ麺部門と中華麺部門に分かれ、写真とゼミ生のプレゼンをもとに優勝者を選びました。中華麺部門からは8品、パスタ麺部門からは10品のレシピが考案され、もち麦麺が様々な料理にあうことや、料理の見た目の大切さが実感できるイベントとなりました。
パスタ麺部門優勝はペペロンチーノ
中華麺部門優勝は台湾風混ぜそば
最後は、牟岐町の方とこの取り組みの模様を共有し、今後の活動について意見交換を行い、非常に有意義な時間となりました。
※「関係人口」とは
「移住した『定住人口』でもなく、観光に来た『交流人口』でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉」
総務省関係人口ポータルサイトより引用
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