プロジェクト演習(ベトナム)ベトナム国家大学ハノイ校の学生とオンライン交流会を開催

2020.12.09

 現代社会学部のプロジェクト演習ベトナム・プログラム(指導教員:加藤敦典准教授)(以下「加藤ゼミ」)では、ベトナムの農村でのフィールドワークをとおして現地の人々の願いを知ることにより、課題解決型プロジェクトの立案をめざす活動をしています。毎年、8月に長期現地調査を実施していますが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により渡航が中止になりました。
 そのようななか、加藤ゼミでは、これまで現地フィールドワークを合同で運営してきたベトナム国家大学ハノイ校人文社会科学大学のファム・ホアン・フン(Pham Hoang Hung)講師の協力のもと、同大学の東洋学部日本学科の学生さんたちと一緒に、Zoomを使ったオンライン交流会を11月27日(金)に実施しました。
 交流会ではアイスブレイクのためのクイズ大会から始まり、ベトナムでつくることができる日本料理や、日本でつくることができるベトナム料理の実演動画の紹介や、新型コロナウイルス感染症拡大のなかでの学生生活などについて紹介しあったあとで、グループにわかれて両国の新型コロナウイルス感染症対策、最新のベトナム映画事情、両国の料理文化の三つのテーマについてディスカッションをおこないました。
 交流会の準備はすべて両国の学生が主体となっておこないました。ベトナムと日本をつないでのオンライン・交流会は学生たちにとって初めての経験だったため、技術面での準備不足や言語コミュニケーションの問題が目立ちましたが、この経験をもとに、今後より充実したオンラインや対面での交流活動へ繋げていきます。
 京都産業大学からは2年次生と3年次生の計15名が参加し、ベトナムからは各学年から計15名が参加しました。ベトナムからの参加者は、日本語の習熟度はさまざまでしたが、みな、熱心にプレゼンテーションやディスカションに参加してくれました。
交流会の様子1
交流会の様子2
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