国際関係学部 第5回 ニュース解説ワークショップ開催報告(6月13日)

2019.06.13

6月13日のお昼休みにスチューデントコモンズで、国際関係学部・マコーマック先生によるニュース解説ワークショップ「真実」の超克?情報過剰時代の政治を考えるが開催されました。

今回は、「嘘」や「誤解を招く」発言で世間を騒がせているトランプ大統領にスポットを当て、いまだに人気が落ちない現象について、ユーモア溢れる解説で論理的にわかりやすく説明していただきました。

トランプ大統領の発言をめぐり、メディアを舞台とした嘘や真実をめぐる対立状況への市民のスタンスを、いくつかに分類し、それぞれの見方・立場について解説頂きました。

また、「嘘」や「誤解を招く」発言ばかりするといわれるトランプ大統領をなぜ支持し続けるのか、このことについて支持層は、「大統領の選出は正しかった」という認知と「この選出はあまり正しくなかった」という認知が不協和を起こし、自分を納得させようとする認知的不協和のスタンスが多いに影響しているという政治ニュースの奥深さを感じつつ、トランプ大統領の発言に対して、さまざまな反論がなされても、真実よりもアイデンティティが大切にされているアメリカの現実もよく理解できました。

次回は、6月27日(木)12:45~、国際関係学部・植原教授によるニュース解説ワークショップ日本の「真の美味しい」を世界に!を開催します。

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