株式会社メルカリ執行役員CMOとして活躍中の村田 雅行氏をお招きし、講演会を開催しました!

2019.06.07

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トピックスキャリア公開講座経営学部

2019年6月7日 (金)3時間目(13:15~14:45)に神山ホールで、経営学部マネジメント学科開設を記念して公開講演会を開催しました。講師は、本学経営学部を2006年に卒業され、現在は、株式会社メルカリで執行役員CMOとして活躍しておられる村田雅行さんです。

ご講演は、「ベンチャー経営者からメルカリCMOへ」と題して、ITベンチャー経営者としてのご経験、メルカリのマーケティング、人生を変えた学生時代の体験について、お話くださいました。

*村田雅行さんプロフィール*

2006年4月 楽天株式会社に入社。
システム開発やシステムインテグレーション業務に従事。
2009年2月 キラメックス株式会社を創業。
オンラインのプログラミングスクール「TechAcademy」を立ち上げる。
2016年2月 ユナイテッド株式会社へ売却。
2018年6月 代表退任。
同年8月 メルカリ執行役員CMO(Chief Marketing Officer)に就任、現在に至る。

ベンチャー経営者としての経験から

村田さんは、「新しい価値のあるインターネットサービスを作る」ためにキラメックス株式会社を創業されました。最初の「KAUPON」事業は期間限定で飲食店や美容院などのサービスの割引利用券を購入できるサービス、いわゆるクーポン共同購入サービスで、このジャンルでは日本で2番目にリリースされました。しかし、「資本力と営業力の圧倒的な企業が勝つビジネスで、結果として負けて、事業を譲渡しました。事業を成功させるのは難しいと痛感しました」と、村田さんは失敗の経験もオープンに話してくださいました。

次に立ち上げられたのは「TechAcademy」というオンラインのプログラミングスクール事業で、ブートキャンプ方式により8週間でエンジニアを育成するものです。村田さんご自身がプログラミングを自学自習で苦労されたそうで、その経験から生まれた短期育成型の教育サービスです。受講者からも「受講後にITエンジニアになれました」といった声などが多数寄せられているそうです。「ビジネスの基本は、誰のどういう課題をどう解決するか、なのです。」と熱く語られました。

好きなことを通じてどうすれば人の役に立てるかを考えることでビジネスに繋がっていくと語られる村田氏
会場は約800人の学生・一般の方で満席になりました!

メルカリのマーケティング

誰もが知るメルカリで、マーケティングの責任者として活躍されている村田さんによると、「すでに認知度が非常に高いメルカリですが、アプリの利用者をさらに増やすためにマーケティング投資をしています。」とのこと。さらに、「CtoCのマーケティングプレイス型のサービス事業では、多くの人が使っているほど使う人が増えるというネットワーク効果が重要、話題にしてもらえるよう『バズる』や『違和感』を大事にしています。面白いものはSNSでつぶやいたりシェアされたりしますよね。」と、改元時に無料配布された「令和Tシャツ号外」といったユニークな具体例を挙げながら、話してくださいました。ワクワク感がこちらにも伝わってきて、会場が楽しい空気に包まれました。
自身の携わった広告を例に広報戦略を語られる村田氏
さらに視野を広げようと世界一周旅行に!

人生を変えた学生時代の体験

村田さんは学生時代に、PCとWebに関心をもち、メディアやサイトを作り、アフィリエイトのビジネスに夢中になられたそうです。「まず、作ってみたい、作ったら使ってほしい、使った人に喜んでもらいたい、と広がっていきました。」とのこと。そして、「自分は学生時代に時間を忘れて熱中できる好きなものを見つけて、それに熱中できた。それが自分の人生に大きな影響を与えました。学生時代に本当に好きなことを見つけられたことはラッキーだと思います。学生の皆さんにも好きなことを見つけてほしいと思います。自分の好きなことが誰かのためになること、これが本当の意味での仕事だと思っています。皆さんも、熱中できることを見つけて『未来の解像度』を上げてほしい。」と熱く語られました。村田さんがお話の中で示されたマトリックスは、「自分自身と仕事の関係」を考えるヒントになりました。
Q&Aタイムでは終了時間ギリギリまで活発な質疑応答が繰り広げられました
講演終了後、会場からは盛大な拍手が送られました
ご講演の後半では、村田さんご自身がQ&Aのコーディネートをされて、フロアに質問を求められました。会場に詰め掛けた学生たちから次々に手が挙がり、村田さんの、冴えた、温かい、発想を転換させる、多様な回答に、会場からは感嘆の声が上がりました。
講演終了後も質問をしたい学生たちの列が途切れませんでした
卒業以来の来学となり、懐かしんでおられました
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