法学部 渡邉ゼミ 5大学合同演習に参加

2018.09.08

9月8日(土) 13時30分より上智大学四谷キャンパスにおいて、京都産業大学(渡邉泰彦ゼミ)、上智大学(羽生香織ゼミ)、専修大学(佐々木健ゼミ)、関西学院大学(山口亮子ゼミ)、近畿大学(松久和彦ゼミ)から80名以上の学生が参加して家族法合同ゼミが開催されました。今回は普段から仲の良い家族法の研究者が集まって、ゼミの交流のために合同演習を開催してみようと、今年の春に提案があり、実現しました。渡邉ゼミでは、関東と関西のゼミの交流とともに、他の大学がどのように報告するのかを知る良い機会と思い、参加しました。
今回は離婚後の親権者(母)が死亡後に、子の監護について遺言で指定された未成年後見人と生存している実親の親権の回復のどちらが優先するのかに関する事例問題について、各大学が報告し、問題の解説を愛知学院大学の鈴木伸智先生が担当しました。
渡邉ゼミからは、2,3,4年生の合計9名が参加し、5人で報告を行い、他の大学の報告に対する質問に回答しました。報告者以外の学生も他の大学の報告に対する質問の検討で他の大学の学生とのグループをつくり質問の検討をしました。
今回の合同演習では教員が報告にまったく関わらず、すべてをゼミ生が準備をしました。それに加えて合同ゼミの運営も学生が主体となり、実施したので学生にとっては非常に大変だったと思います。しかし、合同演習の準備として図書館に行く姿、実際に報告や質問をしている様子を見ると、学生たちはそれ以上の経験を積むことができたと思います。
合同演習後の懇親会でも、他の大学の学生と楽しい時間を過ごしていました。来年以降も、後輩にこの経験を伝えて、合同演習を続けていってもらいたいと願っています。

参加した学生からの感想

  • 合同演習までの準備は非常に大変だったが、準備の重要性を学ぶことができた。
  • 他の大学の報告を聞いて、今後のゼミでどのように報告すればよいのかについて知る、良い経験ができた。

家族法とは

親族編と相続編という民法の一部のことで、夫婦、親子、相続、遺言などを扱う法律です。
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