法学部 プレップセミナー・インタークラス・ディベート大会(二本柳杯2017)開催

2017.07.12

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トピックス学生の活動法学部

7月12日、サギタリウス館の各教室において、「プレップセミナー・インタークラス・ディベート大会(※二本柳杯2017)」が開催されました。法学部のプレップセミナー(1回生春学期配当の導入科目)の8クラスから代表チームがディベーターとして出場し、その他の学生がジャッジとして参加しました。また、この大会は、プレップセミナーの各クラスに配属され、日頃から1回生の学びをサポートしているスチューデント・アシスタント(SA※※)たちによって運営・進行されました。

今年度のテーマは、予選が「500人以上の企業において(除外の正当な理由のある企業は別として)、女性管理職を3割以上にする義務を課すべきか?」、そして決勝が「日本において原子力発電をベースロード電源として位置づけて活用し続けるべきか?」でした。それぞれのテーマについて肯定側・否定側に別れての熱い討論が繰り広げられました。決勝戦は2対戦が行われ、2つの優勝クラスが誕生しました。

ディベートの形式は肯定側・否定側いずれも第三立論まで行うものですが、「質疑応答は行わない」「第一立論で提示できる理由はそれぞれ2点まで」「第二立論では、第一立論で相手が提示した理由に対しての反論を行う」などの特別ルールで行われました。通常のディベートよりもシンプルなルールを採用しているのは、受講生に「主張を理由によって根拠づけること」「相手の提示した理由に対して効果的な反論を行うこと」の2点を重点的に身につけてもらうためです。

決勝戦の終了後、岡本 昌子 教授(刑法)からは「ディベートで体験した<肯定側vs否定側>の構図は、法解釈学における学説の対立に通じるものである。プレップセミナーでのディベートを通じて、法学部での学びの基礎を身につけたと思ってほしい」との講評がありました。また、増井 敦 准教授(刑事法)からは「データと主張を根拠づける考え方を明確に示そうとしていたのが良かった。将来、皆さんが実際に肯定か否定かのいずれかの考え方を選ばなければいけない機会があると思うが、どのような事実と根拠付けが関係しているのかを調べて決めるようにして欲しい。」とのアドヴァイスがありました。

優勝チームへのプレゼンターを務めた芝田 文男 教授(社会保障政策)と渡邉 泰彦 教授(家族法)からは、今後の学習に意欲的に取り組むことへの期待と、1回生に向けた激励のコメントがありました。表彰式では、優勝した芦立 秀朗 教授クラスチームと岡本 昌子 教授クラスチームに対して優勝杯と表彰状が授与され、出場チームの健闘をたたえあい、盛況のうちにイベントは終了しました。

ジャッジとして参加したおよそ170人の学生からも「大きな会場でするディベートは初めての雰囲気で楽しかった。たくさんの人前で話すことができる人がいたことを知り、視野をもっと広げる良い機会になった」「各クラスの代表のディベートを聞いて、レベルが高くて驚いた。しっかりデータを出して主張していたし、反論もそれぞれの意見の弱点を見抜いていたのがすごかった」「ディベートをすることで両方の意見を考えないといけないので、自分の中で様々なことについて考えが深まっていることを感じた」と、積極的で意欲的なコメントが目立ちました。

なお、今年度からは、各曜日のディベート大会もそれぞれ異なる論題で開催されるようになりました。各曜日の優勝チームは下記のとおりです。
  • 月曜杯 7月10日実施 佐藤誠先生クラスチーム
  • 火曜杯 7月11日実施 坂東俊矢先生クラスチーム
  • 木曜杯 7月20日実施 野一色直人先生クラスチーム
  • 金曜杯 7月14日実施 高畠淳子先生クラスチーム

※「二本柳杯」
プレップセミナーのインタークラス・ディベート大会は、2014年度春学期に第1回が開かれました。第1回大会にて勝利した二本柳 高信先生クラスの栄誉を称え、第2回大会から「二本柳杯」と銘打って開催されることになりました。第4回となった今回からは、各曜日に開催される「月曜杯」「火曜杯」「木曜杯」「金曜杯」も開催されるようになり、すべての大会参加クラスは、過去最大の18クラスにもなりました。

※※「スチューデント・アシスタント(SA)」
SAとは、昨年度の秋学期に「法教育演習I」を履修し、ディベートや小論文についてより高度なトレーニングを受けるとともに、新入生たちの学習を支援できるようファシリテーションについても学んだ学生たちです。プレップセミナーの各クラスに配属されたSAたちは、グループワークの支援をしたり、先輩学生として新入生たちからの疑問に答えるなど、1回生の学びを日頃からサポートしています。

大会運営をしたSAの皆さん
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