第3回グローカル人材フォーラム~変化の時代に挑むPBL型人材育成戦略(ストラテジー)~を開催しました

2016.02.29

法学部むすびわざ館

2月29日(月)、むすびわざ館にて『第3回グローカル人材フォーラム』が開催されました。本フォーラムは文部科学省大学関連携共同教育推進事業「産学公連携によるグローカル人材の育成と地域資格制度の開発」の一環として、代表校である本学をはじめ、京都府立大学、京都文教大学、佛教大学、龍谷大学の連携校、オブザーバー校である京都橘大学、関係団体であるNPO法人グローカル人材開発センターの共催によって行っており、今回は参加大学学生の取組表彰も組み込んだプログラムとなりました。

龍谷大学 赤松 徹眞 学長の挨拶によって開会した後、第1部では『ホワイト企業』の著者である慶應義塾大学大学院 高橋 俊介 特任教授による基調講演において、企業と大学が「よってたかって」学生を育成することの必要性を述べられました。
続いて連携校5大学による学生発表が行われ、京都の中小企業と連携したPBL(Project Based Learning)に取り組む授業やゼミ活動で、各大学の学生が取組内容や企業からの評価、学んだことなどを報告・発表しました。本学からは『グローカル人材PBL』※での2プロジェクトについて、履修学生が発表しました。

第2部ではワークショップ形式の「企業人と学生のトークセッション」が2会場で行われ、京都文教大学 黒宮 一太 准教授が「5大学の発表を評価する」の部を、京都府立大学 杉岡 秀紀 講師が「新しい就職活動のあり方について」の部をそれぞれコーディネートし、各会場で企業人と学生がテーマに沿って意見を出し合いました。
また、トークセッションと同時並行でアクティブラーニングパネル展示も行われ、出展した6大学13プロジェクトの各学生が来場者へ向けてパネル前で自分たちの活動をアピールし、来場者は最も良いと思うパネルに投票しました。

第3部では本学法学部 中谷 真憲 教授のコーディネートによるパネルディスカッションを行いました。4名のパネリスト(基調講演者 高橋教授/京都経営者協会 石津 友啓 専務理事/㈱細尾 細尾 真生 代表取締役社長/龍谷大学政策学部 村田 和代 教授)を迎え、これからの時代に適した人材育成のあり方や雇用のあり方についてそれぞれの意見が述べられました。

その後、表彰がなされ、第1部の学生発表については第2部のトークセッションでの議論の結果、佛教大学のプロジェクト演習「竹カフェ」の取組が、第2部の学生展示については来場者の投票の結果、本学中谷ゼミの「先斗町翻訳プロジェクト事業」がそれぞれ受賞しました。
最後に、京都信用金庫専務理事・グローカル人材開発センター 榊田 隆之 代表理事の閉会の挨拶によってフォーラムは幕を閉じました。

約300名の参加者となった本フォーラムの様子は、3月1日の京都新聞に掲載されています。

本学の学生発表として、「グローカル人材PBL」のGUチームとXactiチームがプレゼンテーション
基調講演の様子
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