教員紹介藤野 敦子

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藤野 敦子FUJINO ATSUKO

現代社会学部 現代社会学科 教授

学位
博士(経済学)
専門分野
労働経済学、人口学、家族やジェンダーの問題

研究テーマ

研究テーマはいくつかあります。研究者になりたての頃は、途上国の児童労働をテーマにしていました。その後日本の児童労働の歴史についても研究を広げました。
最近は、日本とヨーロッパ(特にフランス・スウェーデン)の育児休業制度の国際比較や日本の夫の転勤・単身赴任が夫婦の出生率や夫婦の関係性にどのような影響を与えているかなどを研究しています。
研究の方法としては、自身でアンケート調査を実施し、量的分析をすることをメインとしながらもフィールドでインタビュー調査も実施しています。

今年度の担当科目

現代社会の諸問題B、入門演習A、入門演習B、人間社会学、データ分析、家族社会学、社会統計学

プロフィール

80年代後半に大阪大学経済学部に通っていました。バブル景気の時期で、まさに今人気の芸人がしているようなバブリーな格好をして、自分達の愛車でゼミ合宿に行っていました。就活では、連日連夜、高級料理を食べ、東京の高級ホテルで拘束されていました。
その後、90年代半ばにフランスに留学する機会があったのですが、フランスでは、学生達は、質素で、小さなアパートをルームシェアしていました。プジョーの小さなポンコツ車を買いましたが、よく、貸してほしいと頼まれました。自分のものはみなのもの。みなのものは自分のもの。今日本で、はやり始めているシェアリングエコノミーがフランスにすでにありました。
2000年代に入り、私の生活は一変します。料理に掃除に子育ての毎日。専業主婦になっていました。アメリカ人フェミニストのベティー・フリーダンが書いた本がそのまま当時の私の気持ちです。先のことは何もわからなかったけれども、とにかく現状から脱出したい気持ちで、博士論文を書き、離婚してシングルマザーになりました。
2000年代半ば以降は本学経済学部教員として働いていましたが、自分の個性と自由を取り戻したすばらしい時期でした。
2017年!そんなこんなの私は、な、なんと家族を国際的に再構成し、私の家族は多様な国籍の者から成り立っています。一応、家族内の公用語はフランス語・日本語としています。英語・スペイン語も可です。イタリア語・ドイツ語がわかればなおよしということになっています。
2017年を持って半世紀生きてきた私から一言。人生って本当に美しいものですね。

学生へのメッセージ

2017年開設された現代社会学部は2年以上前から準備されてきましたが、準備期間も一貫して「視点を変えれば世界は変わる!」をスローガンにしてきました。
常識だと思いこんでいることは案外真実とは違っていたりします。常識を常識として信じず、疑ってかかってください。今までと少し視点を変えてみてください。何か新しいことが見えきます。
De omnibus dubitandum (ラテン語:すべてを疑うべし)

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