令和5年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「中間報告書」

「学習成果実感調査」についての分析結果

1. 学部全体の傾向について

授授業の総合的な満足度(設問5)については、「満足している」との回答が81%であり、前年度と概ね同様の結果が示された(令和4年度:84%)。また、授業の到達目標に達成できたかについては(設問3)は「到達できたが95%」で、大学で学ぶ意欲が高まったか(設問4)については「意欲が高まったが77%」であった。ほぼ全員が到達していると感じる一方で、意欲が8割未満であることに留意し、引き続き、秋学期の結果を注視していきたい。
なお、調査回答率は、35,7%であり、前年度の34,6%に比べると上昇を認められたが、秋学期においても引き続き、周知を図るよう努めていきたい。

2. 1年次生の傾向について

導入科目の社会学入門Aの授業に対する総合的な満足度(設問5)では、「満足している」との回答が79%であり(令和4年度:81%)、入門演習Aは 89%(令和4年度90%)と前年と同様の結果であった。また、授業の到達目標(設問3)については、社会学入門Aにおいて「到達できた97%」、入門演習Aでは「到達できた97%」と高い数値となっており、1年次生は概ね学部への学びへと適応している状況がうかがえた。
なお、調査回答率は、社会学入門Aが52.8%(令和4年度:55.4%)、入門演習Aが58.9%(令和4年度:53.9%)であり、5割以上の学生から回答を得ており、1年次の意欲の高さを示す結果であった。

3.2年次生以降の傾向について

現代社会学科の専門科目における授業の総合的な満足度(設問5)では、「満足している」との回答が83%であり(令和4年度90%)、授業の到達目標(設問3)については「到達できたが97%」であった。
健康スポーツ社会学科の専門科目における授業の総合的な満足度(設問5)では、「満足している」との回答が85%であり(令和4年度88%)、授業の到達目標(設問3)については「到達できたが95%」であった。両学科ともにおおむね良好な満足度、および到達度の状況を示していた。
ただ、両学科ともに調査回答率が低調であることから(現代社会学科:31.3%、健康スポーツ社会学科36.0%)、ゼミ等を通じて五割の回答率を目指して周知を図りたい。
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