【経済学部】菅原ゼミにて近畿財務局京都財務事務所による出前講座を開催

2024.03.11

発表の様子

2024年1月11日(木)、経済学部菅原ゼミ(演習Ⅰ)にて、毎年恒例となっている近畿財務局京都財務事務所の地方創生支援事業についての出前講座が開催されました。

当日は、財務局の業務内容の紹介に続いて、フューチャー・デザインという手法を用いて特定の市の財政を考えるグループワークを実施していただきました。フューチャー・デザインとは、現代世代だけでなく将来世代の視点も取り入れながら、持続可能な社会の形成に向けた政策を考える新たな検討手法です。

まず、職員の方からK市財政の現状と課題について配付資料を基に解説していただき、次に学生たちは、2050年のK市の姿を想像しながら2024年へのメッセージをまとめるというワークを行いました。それを基にして、K市の歳出・歳入予算をどう変更するか、その中でどのような新しい政策と市税を導入するかを検討しました。

当日の様子は、企画の裏側も含めて、近畿財務局のWebサイトにて公開されています。

参加学生の声(抜粋)

  • 業務紹介について:近畿財務局の業務を今まで何も知らなかったが、何をしているのか理解しやすかったし、興味を持ちました。今後も自分で調べてみようと思いました。楽しそうな雰囲気、出張などが多いので色々な経験ができそうだ(飽きない)と思いました。国税専門官や国家一般職との違いが知れて良かったです。財務専門官の職業に興味を感じました。
  • フューチャー・デザインについて:今の世代だけでは得られない若い人の考えを聞く機会があることで、色んな意見を取り入れることができるのはすごく良いなと思いました。仮想将来世代になって考えることで、新たな視点で考えることができると思ったので、この考えは大切にしたいと思いました。
  • グループワークについて:グループの人の意見を聞くことで、色んな意見が聞けて楽しかったし、新しい税を考えることで、みんなの考えを知ることができたのですごく良かったです。どの班もそれぞれの視点で財政を考えていたので、発表を聞くのがおもしろかったです。K市の財政について、普段考えることがなかったので、それをゼミのメンバーと新しい税や政策を考えるのはとても楽しかったし勉強になりました。
業務紹介の様子
グループワークの様子
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