経済学部沈ゼミ「WEST論文研究発表会」に参加:初参戦で牙城の一角を崩す!

2021.12.08

2021年11月27・28日に、WEST論文研究発表会の本番発表会がオンラインで開催されました。経済学部 沈ゼミからは4チームが初参加し、「Activeシニアチーム」が見事に「財政・金融2分科会賞」を受賞しました!

WESTは、ホームページの紹介にもあるように学生が主体になって行う論文研究発表会です。毎年全国有数の大学から参加したチームが、6月のスキルアップセミナー、9月の中間発表会を経て、11月の本番発表会まで半年かけてまとめた研究論文を発表します。2000年の発足以来、蓄積されたレベルは高く、初参戦の学生には高い壁がありました。それでも1チームが分科会賞を取ることができ、牙城の一角を崩すことができたと実感しています!


【WESTのHPより抜粋】
We Evolve Students' Tomorrow. WESTという文字には学生の未来をより良いものにするという意味が込められています。沢山の社会問題が私たちを取り巻いています。そんななか私たち大学生が、今だからこそできる政策提言があります。それを経済学というツールを使い論文という形で発表することを可能にするのがWEST論文研究発表会です。WEST論文研究発表会が、大学生にとってこれからの未来をより良くするために発言する場となれたら幸いです。

Activeシニアチームが分科会賞を受賞しました!
参加した4チームの論文テーマ

受賞チームの声(抜粋)

  • WEST論文発表を通してまた一つ自分が成長できたと感じました。長い期間チームとしての活動を行い、お互いの知識と意見を議論することで論文は日に日に良いものになっていったと思います。プレゼンテーションでは他班の熱意ある論文で少し緊張した部分もありましたが、無事発表を終えることができ、自分に足りていないものそして自分にできることを再確認する良い機会だったと心からそう思います。
  • 最初は財政という大きなテーマに戸惑い、切り口を見つけるのに苦労しました。方向性が決まってからもオンラインでの作業に苦戦し、データ分析が上手く行かず、メインの政策も提言済みだったりと簡単には行きませんでした。そうしたアクシデントを切り抜け賞を獲得できたのは、メンバーの諦めの悪さと閃きによるものだと思います。WESTでは今までのゼミ活動や学生生活の成果を問われたと思います。また一つの目標に向かって真剣に取り組むことにより、仲間の意外な一面を知ることが出来ました。コロナ禍で急遽決まった参加でしたが、貴重な経験ができて良かったです。
  • 今まで学ぶだけであった経済学を社会問題解決のための手段として実際に使うことで、知識としての経済学と実際の社会を結びつけることができ、貴重な経験をすることができました。またメンバーそれぞれ得意とする面で役割を果たし、新たな発想が必要な時や研究がうまくいかない時はメンバーで話し合い協力するなどして良い発表を作り上げることができました。チームワークの大切さ、1つの目標をやり遂げる難しさを実感しました。
WEST大会の様子(オンライン開催)1
WEST大会の様子(オンライン開催)2

参加学生の声(抜粋)

  • グループをまとめたり、一人一人の意見をまとめることが難しく感じました!また、普段自分達が触れない分野や幅広い知識に触れることで、現在の日本の課題を知ることが出来たことも大きいです。
  • 大会のために向けて論文を作るのは初めてのことでした。また1人ではなくグループ作業だったので思うように進まなかったり、意見が少し違ったり、そこをまとめるのに時間がかかりました。しかし、本番に向けてより良い論文を作ろうという意識はみんな共通していたので提出直前まで意見を出し合い今回発表した論文ができたと思います。今回の活動を通じてよく調べることの大事さ、相手に伝わるような喋り方と書き方、グループワークの楽しさを学ぶことができたと思います。ここで得た経験はこれからの人生でとても大事なことだと思うので今回の経験を大切にしていきたいです。
  • 論文を執筆すること、その論文を発表すること全てが初めてでした。また現状分析や先行研究、政策提言どれを取っても大変なことが多く締め切り当日まで詰めました。その結果、今の自分たちが作ることのできる論文を、チームで完成させることができたのはとても大きな経験になりました。今回の論文発表を経て、違う場面でも経験が活かせると確信しています。
  • 今回の論文作成にあたり、わからないことばかりからのスタートだったので、取得したデータの信憑性、わかりやすく伝えるための論文のストーリー作りなど、どのように取り組んで行くかで悩むことは多々ありました。そんな中でも、ゼミの先生を中心に色んな方の力をお借りし、最終的に自分たちでも納得できる論文を作り上げることができました。他大学の学生からの率直な質問や、各大学の先生方のご意見からは、今後につながる課題を見つけることができ、このWEST研究論文発表会を通して本当に貴重な経験をすることができました。
  • 自分の考えている内容と班の他のメンバーが考えている内容にズレがあれば、発表の時にどこを強調するかが違ってきたりします。そのズレを話し合いによってすり合わせていくことが今回特に苦労したことの一つでした。発表までの期間で、社会に出てからずっとしていくであろう他の人との共同作業を体験することができてよかったと思います。
PAGE TOP