京都産業大学大学院法務研究科主催
「ローヤリング・クリニック公開講演会」のお知らせ

 法律の実務家には、法律の理解に加えて、法を使う者としての夢や希望が必要です。
 京都産業大学大学院法務研究科の実務科目である「ローヤリング・クリニック」ではその視点から実務家の方を招いて、公開講演会を開催しています。
 今回は、井垣康弘弁護士(元神戸家裁判事)をお迎えします。井垣さんは、裁判官としてあの「酒鬼薔薇聖斗事件」に関与し、修復的司法を少年裁判で実践されました。
「その時日本の司法は勝利する」。先生のご著書の『少年裁判官ノオト』のこの事件に関する記述の最後の言葉です。

日時 平成19年3月16日(金) 13:30〜15:30
場所 京都産業大学13号館(法科大学院棟)1階 13101講義室
講演者 井垣 康弘氏
演題 『少年事件と修復的司法』
スケジュール 13:15 開場
13:30-14:00 藤岡 一郎教授 『―はじめに―』
14:00-15:20 井垣 康弘氏 講演『少年事件と修復的司法』
15:20-15:30 質疑応答
15:30 終了

申込方法

 入場は無料です。ただし、お申込みは先着80名をもって〆切させていただきますので、参加ご希望の方は、お名前、ご職業、ご連絡先の電話番号を明記の上、下記までメール又はファックスでお申し込みください。

井垣 康弘氏プロフィール

1940年
(昭和15年)
大阪生まれ1967年 任官
1997年 神戸家裁に転勤。間もなく神戸須磨連続児童殺傷事件(いわゆる酒鬼薔薇聖斗事件)を担当。少年審判に修復的司法の手法を導入するきっかけになる。
2005年 定年退官。現在は、大阪弁護士会弁護士。

<著書>
『裁判所の窓から』(共著、花伝者)
『裁判官だって、しゃべりたい』(共著、日本評論社)
『少年裁判官ノオト』(単著、日本評論社)など
2004年秋、喉頭ガンと食道ガンのため、声帯を摘出。笛式人口声帯で発声されている。「積極的に外に出て、同じ境遇の方が外に出やすくなるようにしたい」井垣さんの著書にある言葉である。


お問い合わせ

京都産業大学 法学系事務室

場所

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