『滋京奈地域 産学協働連携協議会』発足会開催

2012.11.08

 京都産業大学が幹事校を務める取組『滋京奈地区を中心とした地域社会の発展を担う人材育成』が文部科学省の「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に採択されたのを受け、11月8日、京都産業大学壬生校地むすびわざ館において、『滋京奈地域産学協働連携協議会』発足会を開催した。

 この取り組みは、滋賀県・京都府・奈良県の16大学が産業界等と連携体制を組み、地元の企業、経済団体、地域の団体や自治体等のニーズを反映させたカリキュラムの改善、プログラムの構築により、学士課程の教育の質的向上を図るのみならず、産業界等にも働きかけながら産業界のニーズに対応した人材を育てる産学協働体制の確立を目指す。

 発足会では、幹事校である京都産業大学の藤岡 一郎学長が「連携16大学42,000人を超す学生を対象にした取組みである。この連携協議会の活動で成果をあげることは大変重要である」と挨拶を述べた後、文部科学省高等教育局専門教育課専門官の杉江 達也氏より「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業への期待について」事業説明が行われた。 

 その後、『連携協議会』推進責任者で京都産業大学の柴 孝夫副学長より「滋京奈地域産学協働連携協議会の取組について」説明を行った後、取組テーマ部会ごとにリーダー校である京都外国語大学、滋賀大学、奈良女子大学、京都産業大学(取組テーマ部会順)より部会活動の紹介が行われた。

 今後、各テーマ部会の活動で教育改善等を図るとともに、その課題や成果を持ち寄り協議する『連携協議会』第1回会議について、3月の開催を予定している。



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幹事校として挨拶する藤岡学長 
発足会には16大学・7団体等、学長5人を含む合計60人が出席
文部科学省杉江氏による事業説明
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