平成24年度「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に
本学の推進事業が採択

 平成24年度文部科学省が実施する「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に本学を幹事校として滋賀県・京都府・奈良県の16大学グループで申請した内容が、以下のとおり採択されました。

 今回、本事業には、全国の大学等から9件(139大学)の申請があり、9月20日に、文部科学省より8件(128大学)の採択が公表されました。

取組名称 滋京奈地区を中心とした地域社会の発展を担う人材育成
幹事校 京都産業大学
連携校名(※) 滋賀大学、奈良女子大学、滋賀県立大学、京都府立大学、奈良県立大学、聖泉大学、長浜バイオ大学、京都外国語大学、京都学園大学、京都ノートルダム女子大学、京都文教大学、龍谷大学、帝塚山大学、天理大学、奈良佐保短期大学
連携予定の産業界等名(※) 公益社団法人関西経済連合会、経済産業省近畿経済産業局、一般社団法人滋賀経済産業協会、滋賀県中小企業家同友会、京都経営者協会、社団法人京都経済同友会、京都商工会議所、奈良県経営者協会、奈良商工会議所

※申請書類記載順

 本取組は、これまで、学生の社会的・職業的自立に向けた産学協働の取組を実施してきた滋賀県・京都府・奈良県の16大学がグループを形成し、『滋京奈地区を中心とした地域社会の発展を担う人材育成』を目指すものである。

 本大学グループの重点事業について、各大学の課題を持ち寄り、情報交換をしながら改善すべき内容を比較・分類した。そして、それをもとに、以下の4テーマ部会を設置し、そのテーマ部会活動を中心に各大学の教育改善・充実を図る。

テーマ部会A) 地域連携における発展型インターンシップ
テーマ部会B) PBLを契機とした主体的な学びの確立
テーマ部会C) キャリア形成カリキュラムの質的改善
テーマ部会D) 産業界等との連携ならびに実施推進体制

 テーマ部会の活動を強化するために、「連携校」と「連携予定の産業界等」で連携協議会を発足させ、半期に1度、会議を開催する。そこで産業界等との連携を強化しながら、各大学や各テーマ部会の活動に好循環をもたらす。また、年度末に連携フォーラムを開催し、本大学グループ内外へ発信して成果等を還元するとともに、産業界等からの意見を聴取し、取組を一層推進させる。

 各テーマ部会の活動は、各大学の取組を推進する動力源となり、産業界ニーズを取り入れた人材育成、大学教育の改善につなげる。

 連携校は、連携協議会や連携フォーラムにおいて、積極的に取組の成果を発信するとともに、取組を推進させることで生じた新たな課題等を持ち寄り、産業界ニーズを踏まえた改善策や成果について、各テーマ部会で共有、意見交換し、本大学グループを構成する各大学の特徴を活かした教育改善・充実に努める。

  • 連携組織図
  • 連携協議会・テーマ部会年間活動計画

※クリックすると画像を拡大します。

(参考)本事業の目的

 本事業は、産業界のニーズに対応した人材育成の取組を行う大学・短期大学(以下「大学等」という。)が、地域ごとに共同して地元の企業、経済団体、地域の団体や自治体等(以下「産業界等」という。)と産学協働のための連携会議を形成して以下のような取組を実施することにより、社会的・職業的に自立し、産業界のニーズに対応した人材の育成に向けた取組の充実が図られるよう国として支援し、幅広い職業人養成に比重を置く大学の機能別分化に資することを目的としている。

  1. 地域における大学等がグループを形成し(以下「大学グループ」という。)、大学グループと産業界等との間に産学協働のための連携会議を設置し、大学グループ全体の取組体制の整備や質の向上を図る。
  2. 1.の大学グループ内では、大学間で連携して取り組むテーマ(以下「取組テーマ」という。)を複数設定し、大学間と産業界等の協働の下で取組の推進にあたる。
  3. 2.の推進のため、産学協働のための連携会議では、地域における産業界等の人材ニーズの把握、大学グループの取組の発展・充実に向けた産業界等との協力体制の構築の検討や、取組テーマ毎の成果の共有、グループ内外の大学・地域等に対する広報・啓発等を広く実施する体制を構築する。

外部リンク

PAGE TOP