京都産業大学 社会人基礎力育成カリキュラム発
外国人向け観光情報提供サービス「SmileLink」(スマイリンク)の開始

 京都産業大学の社会人基礎力育成カリキュラム受講学生が、外国人向け観光情報サービス「SmileLink(スマイリンク)」を8月4日から開始!「twitter」を活用した京都の観光情報の提供や、京町家での留学生との交流などを「Ustream」で発信するなど、ITを利用した情報提供、交流を行います。

 この取り組みは、京都産業大学が社会人基礎力※1を育成するカリキュラムとして推進している「実践的PBL型教育」プログラム(O/OCF-PBL)の中で行われたもので、学部・学年を横断して編成された学生のチームが、企業などから提供された課題の解決に挑戦する過程(実践指向型の課題解決学習『PBL:Project Based Learning』)を通して、大学での勉学の成果を実社会で活用できる能力を育成していくことを狙いとしています※2
 プログラム受講生の中で、大日本印刷株式会社から提供された課題 「ITを活用した外国人向け観光情報サービスの検討」に取り組むチーム14名が、4月から約4ヶ月間かけて企画・開発しました。

 サービス内容は、twitterを通して寄せられた外国人観光客の相談に回答を提供する「Netomo(ネットモ)」、および、京都リサーチパーク町家スタジオ(京都市上京区)で留学生や観光客と交流会を行い、その様子をUstreamで発信する「Meetomo(ミートモ)」の2つです。
 ITを活用しながら、どこまでリアルなサービスを提供できるのか、講義が終了する2011年3月までの期間、実証実験的に実施しサービスに伴う課題を抽出していきます。
 学生が、企業からの課題に応えながら、大学生ならではの視線で、外国人観光客にガイドブックには載っていない京都を楽しんでほしいと企画した内容となっています。

※1「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年から提唱している概念。〈出典:経済産業省HP〉

※2平成20年度、21年度には経済産業省の「体系的な社会人基礎力育成・評価システム構築事業」のモデル大学にも2年連続で採択された。

運用期間 2010年8月4日(水)〜2011年3月末日(予定)
主催 京都産業大学 「実践的PBL型教育」プログラム(O/OCF-PBL)受講生 14人
(3年次生 1人・2年次生13人)
詳細
お問い合わせ先
京都産業大学 コーオプ教育研究開発センター事務室
Tel.075-705-1754
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
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